午夜剧场

慶應義塾

ゆっくりと進む社会の構造転換に敏感になろう 個別利益うずまく社会を個別利益から離れて客観視できる「真のエリート」を目指そう

登场者プロフィール

  • 大西?広

    経済学部 教授

    研究領域 :マルクス経済学、 1980年 京都大学経済学部卒業、 1982年 京都大学大学院経済学研究科博士前期課程修了、 1985年 京都大学大学院経済学研究科博士課程修了、 1989年 経済学博士(京都大学)取得立命館大学助教授、京都大学経済学部?大学院経済学研究科助教授、教授を経て2012年より現職

    大西?広

    経済学部 教授

    研究領域 :マルクス経済学、 1980年 京都大学経済学部卒業、 1982年 京都大学大学院経済学研究科博士前期課程修了、 1985年 京都大学大学院経済学研究科博士課程修了、 1989年 経済学博士(京都大学)取得立命館大学助教授、京都大学経済学部?大学院経済学研究科助教授、教授を経て2012年より現職

研究テーマとの出会い、その魅力

実家のあった京都府郡部は共同体的特质を持つ社会から近代的人间関係の社会への移行期にありました。その中で、実家が営んでいた电器店业界も业态転换を开始しており、个々の経済政策の変化がもたらすのではなく、このように社会构造の変化がもたらす経済システム上の変化に兴味を持ちました。「封建制」、「资本主义」、「社会主义」といった构造転换とはこういうレベルのものです。

叁田のマンション上层に住んでいるとオフィスビルの电気が毎日夜12时を超えて赤々としているのが気にかかっています。日本の労働环境はどうしてこうも悪いのでしょうか。その职场においてなぜこうも「资本」が强いのでしょうか。マルクスは资本主义が产业革命后の社会では必要事=必然であったと説きましたが、それは别の技术的条件下で不必要になることをも意味します。たとえば、现在の中国では资本主义的な社会発展が有効に机能していますが、ゼロ成长の日本など先进国社会ではその赏味期限は済んでいるのではないでしょうか。私のゼミの庆应一期生たちはそうした问题意识から、労働问题とジェンダーの问题を叁田论で深めました。こうして社会システムを大きな社会构造上の変动として、生产力の変动の结果として论じるのがマルクス経済学です。

学生へのメッセージ

画像

世の中とはミクロのモデルが通常论じるような「异なる选好をもつ诸个人の集合」というよりは、「异なる利益をもつ诸个人?诸集団の集合」と见るほうが现実的です。女性と男性、都市と农村、产业と产业、そして贫者と富者ないし阶级と阶级はそれぞれに异なる利益を持って相対しています。そして、庆应の学生も社会のある特殊な社会阶层に属する特殊利益の保持者として、その利益を守りたいと考えるのは当然です。が、それは「学问」ではなく、利益の自己主张にすぎません。そうした个人利益を离れて社会全体に通用する议论をするのが科学であり、真のエリートです。そういう真のエリートを求めます。

(2012年11月取材)

※プロフィール?职位は取材当时のものです。