午夜剧场

慶應義塾

鎌田 由美子 - 教員インタビュー

登场者プロフィール

  • 鎌田 由美子

    経済学部 専任講師

    専門:美術史学、とくにイスラーム圏の美術史、 2002年 慶應義塾大学文学部哲学科美学美術史学 卒業、 2004年 東京大学大学院人文社会系研究科美術史学 修士課程修了、 2004年 ニューヨーク大学美術研究所博士課程留学、 2008 - 2010年 メトロポリタン美術館イスラーム美術部門ホイットニー研究員、 2011年 ニューヨーク大学美術研究所より博士号取得、 2011 - 2014年 早稲田大学高等研究所 助教を経て2014年より現職

    鎌田 由美子

    経済学部 専任講師

    専門:美術史学、とくにイスラーム圏の美術史、 2002年 慶應義塾大学文学部哲学科美学美術史学 卒業、 2004年 東京大学大学院人文社会系研究科美術史学 修士課程修了、 2004年 ニューヨーク大学美術研究所博士課程留学、 2008 - 2010年 メトロポリタン美術館イスラーム美術部門ホイットニー研究員、 2011年 ニューヨーク大学美術研究所より博士号取得、 2011 - 2014年 早稲田大学高等研究所 助教を経て2014年より現職

美术作品や工芸品を通じて歴史や文化について思いを驰せる楽しみを知り、幅広い教养を身に付けてほしい。

研究テーマとその出会い

私は美术史学、とくにイスラーム圏の美术史を専门にしています。これまでイランの写本絵画や、イランやインドの染织品や绒毯などを研究してきました。现在は东南アジアや日本とイスラーム美术のかかわりに関心があります。イスラーム美术に関心持つきっかけは、子どものころに3年间、パキスタンのカラチに住んだことです。街に并び立つモスクや、バザールで売られる精緻な细工を施した工芸品、繊细なデザインの绒毯、刺繍やミラーワークで饰られた鲜やかな衣装などを目にして、それらを身近に感じて生活していました。カラチの治安は悪く、父がヨーロッパや中东などへ出张する际には家族を伴ったため、各地の建筑物や美术品を目にする机会があり、そうしたことが美术史への関心につながったのかもしれません。その后、イスラーム美术史を勉强する目的で、ロンドン大学东洋アフリカ学院に派遣交换留学の机会を得たのですが、さらに勉强を続けたいと思い、现在に至っています。

研究テーマの魅力、面白さ

イスラーム美术研究は、イスラーム圏の美术を対象としているため、研究対象が広く、研究上の関心が尽きることがありません。また、イスラーム美术史は、西洋美术史に比べると研究の歴史が浅く、分かっていないことが多いのですが、その分、日进月歩で研究が进んでおり、自分自身の研究によって学界に贡献できる余地も大きい分野です。メトロポリタン美术馆のイスラーム美术部门で2年间、研究员をしていたのですが、有名な作品であっても意外と研究されておらず、自分の発见を论文などにまとめることができました。作品が作られた当时の文化や社会状况などを明らかにしていくことに大きなやりがいと面白さを感じます。

学生へのメッセージ

庆应の充実した交换留学やダブルディグリー?プログラムなどを利用して、海外で学び、自分の目で世界を见る机会を作ってほしいと思います。学生时代に海外に出たからこそ得られる出会いやヴィジョンがあると思います。

また、今后の国际的な活跃に备えて、自国と世界の歴史と文化について幅広い教养を身につけてほしいと思います。その手立ての一つとして、美术馆や博物馆に行くことをお勧めします。作品の説明书き(キャプション)が、歴史的な背景や见どころを教えてくれます。美术作品や工芸品を见れば见るほど、歴史や文化に関する知识が蓄积されればされるほど、より多くのメッセージを作品から受け取れるようになり、作品が作られた当时の人々や社会に思いを驰せることが楽しくなります。大学时代にそうした楽しみを见つけてほしいと思います。