午夜剧场

慶應義塾

高校一年の時の訪中経験がきっかけに 英語だけでは見えない世界を覗こう

登场者プロフィール

  • 吉川?龙生

    経済学部 専任講師

    研究領域 : 中国近現代文学、中国映画史、 2000年 慶應義塾大学文学部中国文学専攻?卒業、 2005年 慶應義塾大学大学院文学研究科後期博士課程?単位取得退学慶應義塾高等学校国語科教諭、東京大学教養学部非常勤講師などを経て2011年より現職

    吉川?龙生

    経済学部 専任講師

    研究領域 : 中国近現代文学、中国映画史、 2000年 慶應義塾大学文学部中国文学専攻?卒業、 2005年 慶應義塾大学大学院文学研究科後期博士課程?単位取得退学慶應義塾高等学校国語科教諭、東京大学教養学部非常勤講師などを経て2011年より現職

研究テーマとの出会い、その魅力

日中の交流事业に関係していた父に连れられて高校1年の时に访中した経験があったため、大学进学后に中国语を履修し、もう少し中国语を勉强してみたいという思いもあり中国文学専攻に进みました。いろいろな情报がどのように伝わっていくのかというようなことにも兴味があったため、メディアに対する规制が厳しい现代中国で、どのような文学活动が行われているのかということに兴味を持ち、文化大革命后に登场した王朔という流行作家に注目し、王朔ブームの影にどのようなメディア状况があるのか検讨することを卒论のテーマにしました。その后、池莉という流行作家についても研究范囲を広げ、修士论文を书きました。最近は、文学作品の翻訳にも兴味を持っています。

映画についてはもともと兴味を持っていたのですが、映画祭の舞台挨拶で通訳や司会をする机会を得て中国の映画人とのつながりができ、なかなか観られないと思っていた作品を鑑赏できたり、今まで知り得なかった情报を得られるようになったりしたことで、高校教諭として就职した后から研究を始めました。メディア政策や文学にも多大な影响を与えた、孙瑜监督『武训伝』と毛沢东による「『武训伝』批判」に注目して研究しています。近年は、映画字幕の翻訳や日吉电影节という日吉キャンパスを会场にした映画イベントの运営もしています。

王朔や池莉という作家は、小説がテレビドラマや映画に映像化されることが非常に多いことで知られる作家です。活字が映像になっていく过程で、どのような「ソウゾウリョク(想像力?创造力)」が働いているのか、异なる媒体でイメージが伝わるときどのような相互作用が起こるのか、またそこにはどのような政治的?経済的な力学が働くのか、ダイナミックな动きを见せる现代中国社会を反映してめまぐるしい変化を见せる文学や映画の世界は非常に刺激的で、目が离せません。1930年代から50年代にかけての孙瑜の作品を中心とした研究も、现在を生きる中国の人たちの「ソウゾウリョク」がどのようにして形成されてきたのかを感じることができるようで、违った魅力があります。

学生へのメッセージ

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経済学部では、主に中国语を担当しています。中国语に限らず、第二外国语という科目は、いわば「3顿メガネ」のような存在だと思っています。大多数の人が长年勉强してきた英语と経済学部の専门科目だけでは见えてこない世界の姿を见ることができるようになる、第叁の视点を获得するツールだと思います。「大学を卒业すれば忘れてしまう役に立たないもの」などと言う人もいますが、実用性という価値観からだけではなく、新しい世界を见ようという意気込みをもって第二外国语に取り组んで欲しいと思いますし、そうした意気込みに応えられるような授业をしたいと思っています。

(2011年12月取材)

※プロフィール?职位はインタビュー当时のものです。