执笔者プロフィール

森 聡(共编)(もり さとる)
法学部 教授
森 聡(共编)(もり さとる)
法学部 教授
国际政治の流れが速い。何がどう関连しているのか説明しにくい。日顷からこうしたもどかしさを感じていた时、庆应义塾大学出版会から国际政治関连の教科书执笔についてお话をいただいた。一般読者や初学者に、第二次世界大戦后の世界がどのような歴史を辿ってきたのか、その大きな流れをつかんでいただくのに役立つテキストを编もうと决心した。
何をどう书くか。第二次世界大戦の终わりを起点にするのはすぐに决まったが、世界のあらゆる出来事を网罗するわけにもいかないので、共编者の法政大学の福田円先生とも相谈し、いくつか切り口を设けた。
まずは时期区分という縦糸である。第1章は、冷戦の开始から1960年代半ばまでの、各地で様々な危机が起こった冷戦の开始と激化の时期。第2章は、そのあと1970年代末までの紧张缓和の时代。第3章は、米ソの紧张が再び高まる「新冷戦」と、ドイツ统一で幕を闭めた冷戦终结期。第4章は1990年代初めから2008年のグローバル金融危机までのアメリカ一强の时代。そして最后、第5章は、そのあと新型コロナの袭来までの时期を取り上げた。ページ数の割合は、冷戦期4に対してポスト冷戦期3という比率になった。
横糸となるもうひとつの切り口は、国?地域别に配置した节である。これがおそらく本书の最大の特徴であろう。冷戦期の章では、第1节を米ソ、第2节を欧州、第3节を中东、第4节をアジア、第5节を日本に割り当てた。冷戦后の章では、ロシアを第2节に移した。各章の各节を縦に読むと、个别地域の国际政治の歩みをつかめる。
章ごとに节を顺番に読むと、その时代の大国间関係と地域国际政治の相互作用などが见えてくる。国际政治史を単なる出来事の连锁としてではなく、政治の歴史として捉えていただくために、各章?节の冒头では、縦糸と横糸の交点となる「问い」を用意した。米ソはなぜ协调ではなく対立を选んだのか。紧张缓和はどの地域に影响してどの地域に影响しなかったのか。なぜ冷戦の终结は可能になったのか。なぜアメリカは中国と対峙するのか。やや重く闻こえるが、まずは本书で歴史の旅を気軽に堪能していただきたいと思う。
森 聡(共编)
庆应义塾大学出版会
320页、2,860円〈税込〉
※所属?职名等は本誌発刊当时のものです。