执笔者プロフィール

望月 衣塑子(もちづき いそこ)
その他 : 東京新聞社会部記者塾员

望月 衣塑子(もちづき いそこ)
その他 : 東京新聞社会部記者塾员
今も「望月惫蝉菅官房长官」の印象が强いのだろう。「菅さんって结局、どんな人だったの?」などと〝过去形?で寻ねられることがある。彼が〝终わった?政治家かといえば、全くその指摘はあたらない。単に表舞台にいないから见えづらいだけだ。
2017年の菅义伟官房长官(当时)会见での质问をきっかけに、不本意ながら注目を浴びた。ネット上でバッシングされ、电话での杀害予告も受けた。官邸は一部のクラブ詰め记者を抱き込み、「変な记者」というレッテル贴りにいそしんだ。进行役の官邸职员からは质问妨害も受けた。正当な理由があるようにみせかけ、こそこそとやる阴湿な手口だ。
おかげでいいことがあった。私が官邸に乗り込むきっかけとなった伊藤诗织さんの性暴力被害や、加计学园をめぐる「怪文书」问题は、より広く世间に知られることになった。质问に正面から答えない政府首脳や、记者クラブ主催のはずの会见が、官邸にすっかり主导権を握られていることが可视化された。
そんな私の周辺のドタバタに編集者が興味を持ち、執筆に至ったのが、映画の原案にもなった『新聞記者』(角川新书)だった。今回の『报道现场』はその続編の位置づけだ。本書では、官邸の嫌がらせが強まり、新型コロナウイルスの感染拡大もあって会見に出席できなくなった時期から、安倍晋三氏の後任の首相となった菅氏がコロナ対策の失敗で支持率を落とし、解散も打てずに1年で退陣する頃までの間、私が取材したり、関わったりしたテーマを綴った。
法令违反の日本学术会议の任命拒否问题、国会答弁を无视した検察庁法改正案、国际条约违反の外国人长期収容问题──。本书では政府の対応を批判しているが、読み取ってもらいたいのはそれだけではない。
长期政権が続き、有力政治家や官僚ら権力侧とのなれ合いが続いたせいで、报道机関のチェック机能は衰え、ジェンダー平等や人権尊重の认识が古いままアップデートできていない。报道现场こそ问题の根は深い。
既存メディアが调査报道にコストをかけなくなったり、诉讼リスクをおそれて権力监视や批评をやめてしまったりしても、表に出なければ谁も気づかない。これが一番ヤバいのだ。
望月衣塑子
角川新书
272页、990円〈税込〉
※所属?职名等は本誌発刊当时のものです。