执笔者プロフィール

桂 佑辅(けい ゆうすけ)
その他 : 新派俳優文学部 卒業2010文

桂 佑辅(けい ゆうすけ)
その他 : 新派俳優文学部 卒業2010文
私が所属する新派(しんぱ)というのは、「新派剧」という明治?大正期に端を発する芝居のジャンルの名称でもあり、かつ新派剧を上演する団体が日本に1つしかないことから同时に剧団の名前でもある。当时の歌舞伎を「旧派」と呼んだことに対しての「新派」なのだが、歴史の中で歌舞伎界との行き来も非常に多く、出発地点としては反発していたものの、存分にその様式を学び现在は非常に近い関係を筑いている。
私が新派剧に魅せられたのは、小剧场での活动をしていた顷、坂东玉叁郎さんの「ふるあめりかに袖はぬらさじ」「日本桥」へ出演が叶ったことからだった。当时大変に新鲜に思えたのは、まず、人间の営みや人生をとりわけ美しく生き生きと描きだしていたことだった。「エンターテイメント」というよりも、もしかすると、学问をすることと本质的にそう违わないのではないか。とすら思えた。自然科学?人文科学?社会科学がそれぞれの対象に「宇宙」をみてその真実を解明していくのと同様に、新派剧もまた、人々の暮らしや人间の心に焦点をあて、言叶や技术をつくし、人の営みの真実に迫っていく。作品には一応ラベルがつく、曰く「悲恋もの」等など……。しかし、あくまでも本质は人の営みそのもので、如何様にラベルをつけたところである侧面にしかすぎず、だからこそ、新派剧は何度同じ演目を観てもその都度新鲜に観ることが出来る。
そして何より特徴的なのは、当时の庶民の生活や暮らしを実に生き生きと写実的に描いていながら、同时に、一见正反対にも思えるような様式美との行き来が自在であることだ。「充分に発达した科学技术は魔法と见分けがつかない」といわれるが、同様に、まさに写実と様式美が彼方で交わっているのである。
ローカルの価値が増大する世の中で、この日本で生まれ育まれた独自の演剧を広い地域の多くの人に観て欲しいと强く思っている。そのために昨年より笔搁础驰?という団体を立ち上げ、东西の古典を新派剧や日本の演剧様式を用いて新鲜に上演する试みをはじめた。近い将来の海外公演も视野に入れ精力的に活动している。
教えを赐った中に「中身があれば様式は付け替え自在」という言叶があるが、本质を见失わないように、そして柔软に、素晴らしい舞台を作るために精进を重ねてゆきたい。
※所属?职名等は本誌発刊当时のものです。