2021.04.14
环境情报学部准教授 松川 昌平研究室の岩見 遙果さん(受賞当時:政策?メディア研究科修士2年)がトウキョウ建築コレクション2021【全国修士論文展】において審査員賞である岡部明子賞を受賞しました。
トウキョウ建筑コレクションでは、建筑学を専攻する大学院生による修士设计?修士论文を集めた全国规模の展覧会及び公开讲评会を毎年行っています。2007年から始まり、今年で15年目を迎えました。全国から修士设计?修士论文を募り、一次审査を通过した设计?论文それぞれ10点程度が代官山ヒルサイドテラスにて展示されます。
岩见さんが执笔した修士论文「再生砕石を用いた乾式コンクリートの研究」が审査员赏である冈部明子赏に选出されました。鉄筋コンクリートの解体のしにくさに着目し、针金とコンクリート廃弃物を乾式で接合することで、解体?再构筑可能なコンクリートをつくる试みです。
岩見 遙果さん(政メ修2)の受賞コメント
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ウキョウ建筑コレクションは私にとって、全国の建筑学を学ぶ大学院生の研究が集まる憧れの舞台でした。毎年、一次审査を通过した作品?论文が书籍にまとめられ、出版されています。学部生の顷にこの书籍を読んで、6年间の集大成の热量に圧倒されたことを覚えています。
私の研究は、コンクリートの生成と分解の速度のギャップに着目し、コンクリート廃弃物を用いて解体?再构筑可能なコンクリートのようなものを作るというものです。具体的には、针金を编んで笼を作り、その中にコンクリート廃弃物の石ころを詰める方法で、不要な石ころから意図した形を自由につくり、简単に壊すことができる方法を提案しました。
讲评会で印象的だったのは、审査员の一人である
冈部明子さんが「これが欲しいと思った。」とおっしゃったことでした。建筑物の基础施工などで余ったコンクリートは捨てにくく、それを用いて自由に形を作ることができ、容易に壊すことができるのなら便利で使ってみたいという意见でした。それは、地球上におけるコンクリートの循环というスケールの大きなリサーチからこの研究を始めた私にとって少し意外な意见でした。この时、个人の身に起こる出来事と地球规模で起きている出来事は地続きであると実感を持って気づけたことがとても嬉しかったです。
トウキョウ建筑コレクションに限らず、多くの建筑系の作品?研究の讲评会は毎回审査员が异なります。审査员が异なれば审査基準が変わるため、当然评価も変わります。それは水物と言ってしまえばそうなのですが、大切なのはひとりの人间がそのように判断した理由だと思います。なぜその作品?研究が评価されたあるいは、されなかったのか。それを理解することで、自分の取り组んできたことの轮郭がおぼろげながら见えてくるのだと改めて実感する机会になりました。
発信者:湘南藤沢事務室 総務担当