2024/01/17
庆应义塾大学薬学部
庆应义塾大学薬学部 長瀬健一准教授を中心とする研究グループは、細胞シートなどの肝細胞組織の移植後の生着を促進する機能性ナノ粒子を開発しました。
近年、新たな肝疾患の治疗法として、生体外で肝细胞组织を作製し、移植して治疗を行う再生医疗が注目を集めています。しかし、肝细胞は代谢活性が高いため、肝细胞组织の移植后に十分な酸素や栄养素が供给されず壊死してしまうことが问题になっています。
本研究グループでは、干细胞から作製したシート状の细胞组织(细胞シート)の治疗効果を明らかにしていますが、さらに本研究では、塩基性线维芽细胞増殖因子(产贵骋贵)を含有した生分解性高分子である机能性ナノ粒子を作製し、肝细胞シートと共にラットに移植することにより、肝细胞组织の移植时の生着効率が向上することを见出しました。肝细胞シートのみの移植では、肝细胞シートは壊死してしまうのに対し、机能性ナノ粒子と共に肝细胞シートを移植した场合は、移植部位での血管新生を促进することにより、肝细胞シートが生着していることがわかりました。
本研究で开発した机能性ナノ粒子は、肝细胞组织だけでなく、様々な细胞组织に対しても効果的な移植法となることが期待されます。
本研究成果は、2023年12月30日に国際学術誌『Journal of Controlled Release』に掲載されました。
プレスリリース全文は、以下をご覧下さい。