午夜剧场

慶應義塾

たった一层の表皮が个体全体を曲げる-ホヤの胚の湾曲のメカニズム解明-

公开日:2022.10.28
広报室

2022/10/28

庆应义塾大学

庆应义塾大学大学院理工学研究科の修士2年 小暮悠暉、同大学理工学部の岡浩太郎教授、堀田耕司准教授らは、オーストリアIST研究所のC. P. Heisenberg教授、Benoit Godard博士と共同で、ホヤの腹側方向に湾曲した胚(生まれる前の段階の個体)の形を制御する遺伝子を見出しました。さらに、この遺伝子が一部の表皮細胞の形を変えることにより、勾玉状の胚の形をうみだすことを明らかにし、尾部の湾曲機構の新規モデルを提案しました。

ホヤからヒトまでを含む脊索动物の多くは尾の形成される时期(尾芽胚期)にいくつかの类似した形态を示します。そのうちの一つに胚の腹侧への湾曲があります。本研究ではホヤの尾部が腹侧へ湾曲する际、表皮细胞は特殊な叁次元构造をもつ「舟型细胞」になることを発见しました。また、本研究成果より、この舟型细胞の形成が尾部の湾曲を制御するモデルを提案しました。このモデルでは、尾の中轴组织である脊索の伸长力と腹侧表皮のみにある舟型细胞による抵抗力が连携することで、尾部が腹侧へ湾曲します。

本研究成果はさまざまな脊索动物の个体全体の形づくりの理解に大きく贡献すると期待されます。また、叁次元的な组织?器官を作り出すための再生医疗や试験管内で人工的に胚を作り出す技术の発展に役立つと考えられます。

研究成果は、2022年10月19日に発生生物学の国际専门誌『Development』に掲载されました。

プレスリリース全文は、以下をご覧下さい。

プレスリリース(笔顿贵)