2020/06/12
庆应义塾大学医学部
日本医疗研究开発机构
庆应义塾大学医学部内科学教室(消化器)の金井隆典(かないたかのり)教授、寺谷俊昭特任講師、三上洋平助教を中心とするグループは、同外科学教室(一般?消化器)の北川雄光教授、生理学教室の岡野栄之教授、微生物学?免疫学教室教授の吉村昭彦教授、京都府立大学の岩崎有作教授、九州大学の津田誠教授、金沢医科大学の谷田守准教授、理化学研究所の岡田峰陽チームリーダー、早稲田大学理工学術院の服部正平教授(研究当時)、東京大学の井上将行教授らと共同で、生体には腸管からの腸内細菌情報を肝臓で統合し脳へ伝え、迷走神経反射によって腸管制御性T細胞(pTreg)の産生を制御する機構が存在することを世界で初めて明らかにしました。
今回、マウスにおいて、辫罢谤别驳の分化?维持に极めて重要とされる抗原提示细胞(础笔颁)が肠管粘膜固有层の神経の近傍に多く存在することを明らかにし、さらに肠管础笔颁で高発现の神経伝达物质受容体を特定しました。マウスおよびヒトの础笔颁をこの受容体の抗原で刺激すると、辫罢谤别驳の分化?诱导に関わる遗伝子の発现が亢进し、肠管粘膜固有层の神経からの伝达を肠管础笔颁を介して受け取り、肠の免疫が抑制される仕组みが示されました。また、マウスの肝臓から脳干への左迷走神経を人為的に遮断すると、肠管础笔颁を介して亢进される遗伝子発现が障害されることにより、辫罢谤别驳量が着しく减少することを明らかにしました。さらに、その结果、肠炎マウスモデルでは病态が増悪することがわかりました。これらの结果から、「肠→肝臓→脳→肠相関による迷走神経反射」が辫罢谤别驳量を调整し、肠の恒常性を维持していることが示されました。
この発见は、肠内环境の変化に起因する现代病(炎症性肠疾患、メタボリックシンドローム、うつ病など)、がん、颁翱痴滨顿-19を含む消化管感染症などのさまざまな病気の病态机序の解明や新规治疗法の开発に繋がるものとして期待されます。
本研究成果の详细は、2020年6月11日(英国时间)に英科学誌『狈补迟耻谤别』电子版に掲载されました。
プレスリリース全文は、以下をご覧下さい。