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慶應義塾

等価な水酸基を見分けて選択的に糖を付与する新技術 -抗生物質の合成を簡便に、創薬研究に貢献-

公开日:2020.05.18
広报室

2020/05/18

庆应义塾大学

庆应义塾大学理工学部応用化学科の高橋大介准教授、戸嶋一敦教授らは、メソジオールが有する等価な2つの水酸基を識別し、一方の水酸基に対してジアステレオ選択的に糖を付与する新たな触媒的グリコシル化反応の開発に成功しました。

メソジオールの水酸基に糖が结合した构造は、生命现象を司る生体分子やカナマイシン类などのさまざまな抗生物质に含まれていることから、长年、効率的な合成法の开発が望まれていました。しかし、従来の化学的手法では、等価な2つの水酸基を厳密に识别できないため、合成に多くの工程数が必要でした。一方、本手法では、酵素反応のように、糖を仅か1工程で、望みの一方の水酸基に対して、高い选択性で结合させることができます。そのため、本技术は、新规抗生物质の开発をはじめとし、创薬?医学?生物学分野に広く贡献することが期待されます。

本研究成果は、2020年5月15日、イギリスの総合科学雑誌「Nature Communications(ネイチャー コミュニケーションズ)」にオンライン版で公开されました。

プレスリリース全文は、以下をご覧下さい。

プレスリリース(笔顿贵)