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慶應義塾

脳内モノアミンが复数集积する新たな神経核を発见-気分障害の理解向上に期待-

公开日:2019.10.30
広报室

2019/10/30

庆应义塾大学医学部

庆应义塾大学医学部の杉浦悠毅専任講師、末松誠客員教授、静岡県立大学の杉山栄二助教(研究当時:庆应义塾大学医学部特任助教)らの研究グループは、質量分析イメージング技術を高精度化し、感情や行動の調節を担うモノアミンの量(セロトニン、ドーパミン、ノルエピネフリン)をマウス全脳で視覚化することに成功しました。脳画像を取得する技術はさまざまですが、モノアミンを直接検出する方法で全脳マッピングした例は今回が初めてです。

作成したモノアミンの全脳地図からは、复数のモノアミン集积核が新たに同定されました。なかでも、恐怖、不安といった情动调节に深く関わる『视床室傍核』と呼ばれる神経核に、セロトニンとノルエピネフリンが极めて多く集积することが判明し、この神経核がセロトニン神経系とノルエピネフリン神経系をつなぐ重要な神経核であることが示唆されました。

今回発见された视床室傍核を含む新しいセロトニン神経回路は、精神疾患に対する新规治疗薬开発のための新しい创薬标的となることが期待されます。

本研究は、2019年10月25日に米国科学雑誌『颈厂肠颈别苍肠别』に掲载されました。

プレスリリース全文は、以下をご覧下さい。

プレスリリース(笔顿贵)