2019/08/22
庆应义塾大学
庆应义塾大学文学部心理学研究室および庆应义塾大学赤ちゃんラボの内田真理子研究員、皆川泰代教授、庆应义塾大学医学部小児科学教室の有光威志助教、高橋孝雄教授ら、中央大学、首都大学東京の研究グループは、生後2-7日の新生児が母親の語りかけを聞くことで前頭部-側頭部の脳機能結合を強めることを見出しました。特に左脳前後の言語回路や右脳前後の声の認識に関わる回路、つまりコミュニケ―ション機能に関わる回路が強まっていました。
これまでに新生児でも音声に対して言语野の一部が活性化することは知られていましたが、言语回路の结合は确认されていませんでした。他者の声でなく、母亲の声という胎児期に频繁に闻いた音声で言语野がより强く活性化し、さらには言语回路の结合が强くなることを世界で初めて报告しました。
これらの成果は、未発达と考えられていた新生児の音声言语処理における前头前野机能が比较的成熟している点、特定の养育者の语りかけが乳児の言语や社会性の発达を促すことを脳科学的に示した点に意义があります。
本研究成果は「Developmental Cognitive Neuroscience」に掲載予定で、オンライン版では2019年8月8日に公開されました。
プレスリリース全文は、以下をご覧下さい。