午夜剧场

慶應義塾

小中学生の近视増加倾向への警鐘-都内小学生の约80%、都内中学生の约95%が近视-

公开日:2019.08.16
広报室

2019/08/19

庆应义塾大学医学部

庆应义塾大学医学部眼科学教室の坪田一男教授、栗原俊英特任准教授、鳥居秀成助教、四倉絵里沙(大学院医学研究科博士課程4年)らは、東京都内の小中学生約1,400人を対象とした近視疫学研究を行い、日本における近視有病率を約20年ぶりに報告し、近視とドライアイに関連がある可能性も見出しました。

2005年度の厚生労働省の报告では、日本における失明原因疾患の第4位に强度近视が挙げられ、近视予防は急务であるにもかかわらず、日本での小児期の近视有病率は1990年代以后报告されてきませんでした。

近视は、远方のものを见る时に焦点を网膜上に合わせることができず、手前で焦点が结ばれることにより、物がぼやけ、明瞭に见えない眼の状态を指します。近视は屈折値により评価され、その主な原因として、眼轴长(眼球の奥行)が过剰に伸长し、角膜から网膜までの距离が长くなる眼球の変形が知られています。

小児では成长に伴い眼轴长の伸长がみられますが、近视眼では特に长くなることが知られており、眼轴长検査は近视の评価において重要性を増してきています。また强度近视では、眼轴长が长くなることで黄斑変性や视神経障害などの合併症の危険性が上がることも知られています。

今回、本研究グループは、近視の評価として、屈折値と眼軸長の両方を測定し、調査票を用いて近視とライフスタイルの関連性も調査しました。その結果、小学生689人における近視有病率は76.5%、強度近視有病率は4.0%、平均眼軸長は成人とほぼ同等の23.41 mmでした。中学生727人における近視有病率は他国の既報よりも高い94.9%で、強度近視有病率は11.3%、平均眼軸長は24.73 mmでした。

本研究成果は、眼轴长测定を含めた近视有病率のデータであり、近年の都内小中学生の近视に関する最新の基础データとなります。本调査结果が近视の増加に対し警鐘を鸣らし、今后の近视人口?强度近视人口の増加に歯止めをかける一助になると期待されます。

本研究成果は2019年8月15日(米国東部時間)『JAMA Ophthalmology』のオンライン版に掲載されました。

プレスリリース全文は、以下をご覧下さい。

プレスリリース(笔顿贵)