2019/07/03
庆应义塾大学医学部
庆应义塾大学医学部内科学(消化器)教室の金井隆典教授、中本伸宏准教授、幸田裕造共同研究員の研究グループは、肝移植以外に有効な治療法が少なく、致死率の高い肝疾患である急性肝不全患者の肝臓、および血液中において、免疫細胞の一種である形質細胞様樹状細胞が顕著に減少していることを発見しました。
さらに、形质细胞様树状细胞を欠损させたマウスに急性肝炎を発症させると病态が悪化すること、また急性肝炎を発症させたマウスに形质细胞様树状细胞を移植すると病态が改善することから、急性肝炎に対して形质细胞様树状细胞が保护的に机能することを明らかにしました。その他、形质细胞様树状细胞が、制御性罢细胞により产生される免疫抑制性サイトカイン滨尝-35を増加させることで、罢贬1细胞およびその产生する肝炎悪化因子滨贵狈-γを抑制していることも明らかにしました。
本成果は、形质细胞様树状细胞が急激に进行する肝炎から肝臓を保护する可能性とその制御性罢细胞および滨尝-35を介した保护机能の详细を示したもので、形质细胞様树状细胞を利用した急性肝炎?急性肝不全に対する新たな治疗法や诊断薬の开発につながることが期待されます。
本研究成果は、2019年7月2日(米国東部時間)に国際学術雑誌『Journal of Clinical Investigation』のオンライン版に掲載されました。
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