Natureへの本論文の掲載は、別の研究グループよるデータの欠損値の分析に関するMatters Arising記事の投稿を受け、2021年7月に撤回されることとなりました。詳細は以下をご参照ください。
また2022年6月、Religion, Brain & Behaviorに本論文の修正版が掲載されました。詳細は以下をご参照ください。
2019/03/22
庆应义塾大学
庆应义塾大学环境情报学部のパトリック?サベジ特任准教授、オックスフォード大学のハーヴェイ?ホワイトハウス教授、ピーター?フランソワ教授、コネチカット大学のピーター?トゥルチン教授らの国際共同研究グループは、「セシャット(Seshat)」と呼ばれる人類進化史に関する大規模データベースの構築とそのビッグデータ解析を行い、社会の複雑性の進化が原因となって、世界中の宗教や「神」の信仰が生み出された可能性を明らかにしました。本研究の成果は、英国の科学雑誌『Nature』誌に3月20日(現地時間)に掲載されました。
研究グループは、1万年にわたる人类进化の歴史的记録データ(世界400以上の国家に関する20万件以上の歴史的记録データ)について、オープンアクセスのデータベースを构筑し、セシャットと名付け世界に公开しました。また、なぜ人类が大规模かつ复雑な社会で互いに协力するように进化したのか、その科学的な検証を行うために、セシャットのビッグデータ解析を行いました。研究の结果、これまで唱えられていた既存の理论に反して、「神の信仰」は、「社会的复雑性」が进化した结果生まれたものであることが示されました。人类学者、歴史学者、考古学者、数学者、进化论者、コンピュータサイエンティストが共同して発见したこの成果は、ビッグデータ解析の発展が、人类进化の歴史や起源の解明に変革をもたらすことを示唆しています。
プレスリリース全文は、以下をご覧下さい。