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慶應義塾

KGRI Grant 2026: 在日ブラジル人の在外投票と母国政治への関与

公开日:2026.07.10
KGRI

研究概要

本プロジェクトは、日本に在住するブラジル国籍者?日系ブラジル人が、どのような条件のもとでブラジル本国の选挙政治に関与し、在外投票への参加?不参加、候补者?政党选好、母国政治への心理的距离を形成するのかを実証的に解明する。

ブラジルは义务投票制を採用しているが、国外居住者の投票行动や弃権要因、とりわけ日本に暮らすブラジル人の生活条件、情报环境、宗教?家族?地域ネットワーク、世代差、在留の长期化が母国政治への関与に与える影响は十分に検讨されていない。

本研究は、2026年ブラジル大统领选挙を中心に、群马県大泉町、静冈県浜松市、爱知県豊田市等でのフォーカスグループ、半构造化インタビュー、参与観察、质问票调査を组み合わせ、在外投票を単なる制度上の権利行使ではなく、受入れ社会での日常経験と社会関係のなかで再构成される越境的政治参加として捉える。

具体的には、厂狈厂?メッセージアプリ、家族?友人関係、教会?宗教ネットワーク、职场?学校?同郷会、日本语?ポルトガル语环境、日本社会での制度アクセスや差别経験が、政治関心、政治的効力感、ブラジル社会への帰属意识、投票参加にどのように作用するのかを分析する。

2026年度は、叁地域でのフォーカスグループと闻き取りから调査票?インタビューガイドを精緻化し、选挙后サーベイに接続可能な一次データと分析仮説を整备する。成果は、在外投票研究、移民?ディアスポラ研究、日本の多文化共生研究を接続する基盘となり、今后の日伯比较研究および大型外部资金申请へ発展させる。

2026年度事业计画

■2026年度の新规活动目标と内容、実施の背景

本年度は、2026年ブラジル大统领选挙を中心的契机として、在日ブラジル人の政治意识、在外投票行动、母国政治への関与を継続的に把握するための调査体制を整备し、选挙前?选挙期间中?选挙后を通じたデータ収集と初期分析までを行うことを目标とする。

具体的には、年度前半に、樱田会政治研究助成によるパイロット调査とフォーカスグループを基础として、群马県大泉町、静冈県浜松市、爱知県豊田市における地域协力者、教会、学校、职场、同郷会、商店、厂狈厂等を起点とするリクルート経路を确认する。あわせて、日葡対応の调査票、説明文书、同意手続、匿名化?データ管理手顺を确定し、本格调査に向けた実施基盘を整える。

选挙前には、政治情报源、候补者?政党认知、在外投票登録、投票所へのアクセス、宗教?家族?职场?地域ネットワーク等を把握するための闻き取りと予备调査を実施する。

选挙期间中および选挙直后には、投票行动、参加?弃権理由、政治情报の流通、地域间の差异を把握するため、选挙后サーベイ、半构造化インタビュー、追加フォーカスグループを実施する。选挙时の判断や経験に関する记忆が鲜明な时期に调査を行うことで、投票参加に至る过程とその背景を详细に记録する。调査音声?议事メモについては、搁颈尘辞等を用いて文字起こし、要约、初期コーディングを行い、研究补助者も含めた効率的なデータ整理体制を构筑する。

あわせて、GMOリサーチ&AI等を利用したオンライン調査の設計?実施可能性を検討し、RDS(Respondent-Driven Sampling)または地域?人的ネットワークを活用した調査と組み合わせることで、在日ブラジル人の多様な層を把握する本格調査の方法を精査する。

年度内には、候补者支持、政党支持、政治情报源、宗教的背景、世代性、帰国志向、日本社会における制度アクセス等を含む暂定データセットを构筑する。その上で、量的データの初期集计とフォーカスグループ?インタビューから得られた质的所见を统合し、次年度以降の本格的な分析および研究成果の公表につながる中间报告を作成する。

メンバー

研究代表者

舛方 周一郎

准教授法学部国际関係论、ラテンアメリカ(ブラジル)政治外交/研究代表?全体统括