午夜剧场

慶應義塾

戦略构想センター

公开日:2026.07.13
KGRI

研究概要

戦略研究や国际情势分析に関する大学シンクタンクとして、日本国内における学界、経済界、政府との交流のフォーラムを形成し、共同研究の拠点を形成するすることを目指します。また、海外の大学やシンクタンクとの协业や、国内外の専门家や実务家を交えた研究活动を通じて、国际的なハブとして政策研究を行っています。その成果を、さまざまなかたちで国内外で日本语と英语で発信して、庆应义塾大学の知のリソースを基础に、社会に贡献します。

2026年度事业计画

■前年度より継続する活动内容について、継続する背景?根拠と目标

碍颁厂では前年度に引き続き、戦略研究や国际情势の现状分析及びその発信に加えて、①若手研究者の支援、②海外大学?研究机関と③政府とのコミュニケーションを研究事业として実施しています。

研究活動では、継続して「KCS Strategic Foresight」をはじめとするオープンフォーラムやインターネット上での論稿や動画公開を通じた社会全般への戦略研究や情勢分析の発信を行います。激動する国際情勢の中で精確な分析を発信することで、専門知の社会への共有を目指します。

政策提言では、「碍颁厂戦略フォーラム」や「碍颁厂エキスパートラウンドテーブル」などの活动を引き続き行います。学术的な知见を政府や公司の戦略立案に活用することを目指します。

また、国际的な协力の面でも海外大学や研究机関との意见交换や2025年から3年间を予定する日英米国际共同研究プログラムを継続します。碍颁厂が蓄积してきた国际的な研究ネットワークに基づき、幅広い视角からの研究及び政策提言を目指します。また、既存の协力関係に加えて、さらなるネットワークの拡大も积极的に行い、日本における国际的な戦略研究のハブとなる事を目标とします。 

■2026年度の新规活动目标と内容、実施の背景

前年度以前から継続して、戦略研究や政策提言に向けた様々な活动を行い、それらを拡大及び深化させていきます。

特に注力する活动としては、前年度末に初回会合を実施した「碍颁厂ブックサロン」を定期的に开催し、国际政治にかかわる文献の详细な研究を行います。戦略研究のみならず幅広い分野の専门家による议论を通じて、流动的な国际情势に直面する社会に不可欠である、国际政治学にとどまらない、普遍的な知见の蓄积を目指します。                                                         また、「国际秩序の再构筑のための日米英协力」プロジェクトの一环として、2026年度はイギリスでの国际会议の开催を予定しています。当国际会议は、3年间にわたる国际秩序に関する研究プロジェクトの一环として行われ、25年度に行われたイタリアでの研究会で得られた成果を基盘とし、国际秩序の再构筑を目指す政策提言に向けた研究のさらなる深化を企図したものです。この他にも国际的な研究机関とのネットワークのさらなる発展?拡大に向け、共同研究や意见交换会の开催を积极的に行います。

2025年度事业报告

■当该年度事业计画に対する実施内容、および研究成果と达成度

戦略研究や国际情势の现状分析及びその発信に加えて、継続的に①若手研究者の支援、②海外大学?研究机関との协力、③政府とのコミュニケーションを研究事业として実施しています。

①若手研究者の支援では、海外调査や国际会议への若手研究者の参加支援を积极的に行い、2025年2月及び2026年2月にイギリス、2025年3月にアメリカ、2025年11月にイスラエルへ研究者を派遣しました。研究调査及び国际的なネットワークの构筑を通じて、国际的に活跃する若手研究者のキャリア构筑を推进しています。

また、②海外大学や研究機関との協力事業では、以前より協力関係にあるケンブリッジ大学との「午夜剧场-Cambridge Seminar」を2025年2月に開催しました。また、国際交流基金より助成を受け、ケンブリッジ大学地政学研究所、ジョンズホプキンス大学キッシンジャーセンターとともに、今後の国際秩序に関する日米英共同研究プロジェクトを2025年度から3年間計画しており、26年3月にはイタリアにて、日欧米の第一線で活躍する研究者による国際会議を主催しました。この他にも、コロンビア大学ウェザーヘッド東アジア研究所、ブリュッセル自由大学安全保障?外交?戦略研究所などの海外研究機関や海外の著名な研究者との意見交換を行っており、持続的なネットワークの形成を行いました。

③政府とのコミュニケーション事业としては、クロアチア共和国首相、オーストラリア政府関係者らとの意见交换会を実施しました。碍颁厂が蓄积したネットワークを生かし今后も継続的に意见交换を通じた政策研究及び研究成果の共有を行います。

■公刊论文数(件数と主たる公刊誌名)、学会発表件数(国内?国际)、イベントなど社会贡献の実绩(年月日、场所)

研究成果の社会への共有として、オープンフォーラムや厂狈厂、驰辞耻罢耻产别での动画公开を通じた広く社会一般を対象とした情报発信に加え、経済界や政府関係者を対象とする、より実务的な政策研究の共有を并行して行っています。

社会全般に向けた発信としては、アニュアル?イベントである「KCS Strategic Foresight」を2024年度より毎年行っています。これは、KCS所属の教員を中心とした各地域の専門家が年初に国際情勢を展望するものです。本年度は計8名の研究者が各国の内政から外交までの分析を統合し、その成果は公開イベント、論考集、動画公開の形で共有されました。慶應オープンフォーラムでは、クロアチア共和国大使館との共催でアンドレイ?プレンコヴィッチ?クロアチア首相による講演会を開催したほか、田所昌幸慶應義塾大学名誉教授による講演会も実施し、計2回のフォーラムを行いました。また、新潮社「Foresight」のウェブ連載「無極化する世界と日本の生存戦略」では、2025年中に第14回から第22回にわたる複数の記事を公開し、研究成果の社会への発信にも積極的に取り組みました。KCS公式YouTubeチャンネル(https://www.youtube.com/@午夜剧场CenterforStrategy/videos)では、激動する国際情勢における最新の動向や課題について考察する「KCS グローバルトレンド」をはじめ計7本の動画を公開し、様々な媒体にて研究成果を広く発信しています。

より実務的な研究及びその成果の共有としては、法人企業会員を対象として、各分野の実務家?研究者を招いた少人数制の非公開フォーラムである「KCS戦略フォーラム」を年間計6回実施しました。また、KCS Expert Roundtableとして、海外の研究者?実務家を招き、国内外の研究者、実務家、外交官を交えたクローズド形式のラウンドテーブルを不定期に実施しており、本年度は計4回を数えました。

これらの活动の详细は碍颁厂公式ホームページ(丑迟迟辫蝉://办肠蝉-办别颈辞.蝉颈迟别/)にて顺次公开しており、どなたでもご覧いただけます。

■プロジェクト活动を通じて特に成果を挙げた事柄

KCSでは、学際的な戦略研究や現状の国際情勢分析と、広範な知見の蓄積に基づく政策研究及び実務家を対象とした提言を広く行っています。特に成果を上げた事柄は、アニュアルイベントである「KCS Strategic Foresight」及び「午夜剧场-Cambridge Seminar」と、日英米国際共同研究事業です。

「KCS Stratgic Foresight」では、計8名の研究者が2026年の国際情勢の行方を考察しました。本イベントでは、各地域を専門とする最先端の専門家が、各地域の情勢を展望するとともに、それらを統合して2026年の世界全体の動きを展望し、日本が備えるべきリスクを多角的に検討しました。本イベントは、約100名が会場で参加したほか、各地域を展望する論考集を発行し、専門的な知見に基づく精緻な分析を広く発信しました。また、ケンブリッジ大学との「午夜剧场-Cambridge Seminar」は、2025年2月に第3回目のセミナーを開催いたしました。鈴木浩大使をはじめ日英の実務家、政治家、研究者が一堂に会し、日英関係の課題と展望について議論する機会を実現しました。このような国内外の研究者や実務家との協働は、KCSがめざす学術界と政治経済界及び国際規模の領域横断的な研究活動及び成果の共有に不可欠です。

さらに今年度は国际交流基金より助成を得て、新たな国际共同研究事业「国际秩序再构筑のための日米英协力:不确実性の时代における新しいグランドストラテジーの策定に向けて」を开始しました。同プロジェクトはジョンズホプキンズ大学厂础滨厂キッシンジャーセンターおよびケンブリッジ大学地政学研究所と连携し、3年间にわたって継続します。初回会合では、世界各地から约20名の歴史家をボローニャに招き、既存秩序の构造を解体し、何が国家间の阶层性や文明の「优劣」を生み出したのか、また一时の安定をもたらした既存秩序に内在する正当性と安定性の不在などをめぐり研究活动を実施しました。本プロジェクトは最终的な成果として国际秩序の今后と安定した秩序の実现に向けた提言を行う书籍の公刊を予定しており、今年度のボローニャでの国际会议では、その基础となる歴史的な観点からの知见を蓄积することができました。次年度以降のプロジェクトでは、学术的な知见を政策的な提言につなげていく研究活动を行います。

プロジェクト奥别产サイト:

メンバー

研究代表者

细谷 雄一

教授法学部

鹤冈 路人

教授総合政策学部

森 聡

教授法学部