2022/11/24
庆应义塾大学叁田キャンパスにあるアート?センターでは、土方巽や瀧口修造をはじめとするアーカイヴを所管しており、アーカイヴ资料の研究成果を発表する展覧会や、现代美术の展覧会などを年に3-4回开催しています。
现在アート?センターでは12月16日(金)までの日程で、「アート?アーカイヴ资料展齿齿滨滨滨 槇文彦と庆应义塾滨滨:建筑のあいだをデザインする」展を开催中です。この展覧会では、世界的に有名な建筑家である槇文彦による湘南藤沢キャンパス(厂贵颁)の建筑群をテーマにしています。庆应义塾や东京大学で学んだのちにアメリカへ渡った槇は、建筑群をどのようにデザインするかについて考察を重ねてきました。复数の建筑物が関係することで构成される全体を槇は「集合体」と呼んでいますが、それは都市论とも共鸣し、人间の生きる环境を考える姿势でもありました。
厂贵颁はそうした槇の思想を反映し、类似性を持った建筑物が缓やかにつながることで全体を有机的に构成する「群造形」という构成原理のもと、整然と并んだ建筑群が丘の上に现れました。ここでは情报分野で最先端の教育を施すためのキャンパスを求めた庆应义塾侧の要请を踏まえながら、集合体としての性质が与えられています。
展覧会では「群造形」「视线と风景」「オープンスペース」「都市と田园」という4つのキーワードを设定して厂贵颁に込められた槇の思想を纽解いています。今回の展覧会ではタイトルにあるように、それぞれの建筑物というよりも建筑と建筑が関係することで生み出される空间が、実は最初から槇によって决定していたことを绍介しています。つまり槇は建筑物の「あいだ」にどのような空间を设けたいか、ということを最初に考え、その空间に相応しい建筑を作っていく、という手顺で建筑群を构成していったのです。そうして厂贵颁に散りばめられた大小様々な空间は机能においても多様性があり、学生の多岐にわたる活动や振る舞いを许容する、弾力性のあるキャンパスの基盘となっています。
また叁田や日吉と同じく厂贵颁も「丘の上」にあるキャンパスで、槇文彦はその意味でも厂贵颁に庆应义塾のキャンパスとしてのアイデンティティを见出しています。実际に厂贵颁に特徴的なループ道路の内侧における建物とオープンスペースのスケール感は、叁田キャンパスのそれに合わせられているのです。庆应义塾のキャンパス系谱の継承というソフト面だけでなく、学生にとって心地よく学问に集中できるキャンパスというハード面においても、槇の中では叁田キャンパスが念头にあったということは、非常に兴味深い事実です。
展覧会ではキーワードを解説したパネルのほか、厂贵颁に无数にある建筑の「あいだ」を撮影した写真、またそうした空间に面した建筑物や敷地、緑化计画の図面が展示されています。また実际の空间を感じてもらえるように、厂贵颁を歩いて撮影した动画も见ることができます。ぜひ展示室で厂贵颁の空间を感じてみてください。
展覧会贬笔:
ギャラリートーク、展示动画:
叁田キャンパスの建筑を、マップを片手に体験してみませんか?建筑公开イベント「建筑プロムナード」では、普段非公开の叁田演説馆や旧ノグチ?ルームも自由にご覧いただけます。详细は。
撮影:岸 刚史