执笔者プロフィール

福田 纪子(ふくだ のりこ)
看护医疗学部 教授専門分野/ 精神看護学

福田 纪子(ふくだ のりこ)
看护医疗学部 教授専門分野/ 精神看護学
皆さんは、ご自分の睡眠に満足されているだろうか。「もっと深く眠りたい」、「もっと熟睡感を得たい」と私は朝目覚めるたびに思う。睡眠アプリというものを试したことがあるが、100点中60点にも満たない点数を连日つけられた。中途覚醒が多いこと、ベッドに入ってから入眠するまでの时间(睡眠潜时という)が长いことが点数の悪さに影响しているようだ。
睡眠は、ライフコースを通じて人々の健康の维持、増进に不可欠な休养活动である。そして肥満、糖尿病や心疾患など慢性疾患の発症や予后にも関与している。健康日本21では、睡眠时间の确保、睡眠で休养が取れているものの割合を目标数値で示し、国を挙げての取り组みがなされてきた。さらに睡眠と心の健康は関连しており、精神看护学を専门分野とする私にとって、睡眠は関心ある研究领域の1つである。そして加齢とともに睡眠の质が低下し、顿评価をつけられた私にとって、睡眠は自分自身の健康课题の1つでもある。
さて、ロサンゼルス?ドジャースの大谷翔平选手は、最低でも1日10时间の睡眠をとり、寝具メーカーと契约してマットレスや枕をカスタマイズして睡眠环境を整えているという。彼が睡眠にこだわるのは、最高のパフォーマンスを达成するためである。「最高の睡眠」は「最强の覚醒」とワンセットで考えることが必要だ。大谷选手が日々のトレーニングや试合で消费したエネルギーを回復させるためには、十分、かつ质の良い睡眠が不可欠なのである。彼が、世界中の人たちを魅了するパフォーマンスを日々、更新できているのは、1日の半分の时间を睡眠に费やして、休息をとっているからといえよう。大谷选手に学ぶ睡眠のコツは、この点にある。
人は、「疲れたから眠る」、「夜になったから眠る」の2つの机序で眠りに落ちる。起きている时に疲れを溜め、生体リズムに沿って、夜になり眠るのだ。私の场合、夕食后に40分程度、ウォーキングをして汗をかき、それから入浴し、深部体温が下がってきたところでベッドに入る。すると寝付きも良いし、中途覚醒の回数は少なくなり、睡眠が格段に良くなることに気づいた。これからの季节は热中症に留意しつつ、良い睡眠のために身体を动かし、疲れを溜めることをお勧めしたい。翌日の仕事のパフォーマンスの向上を期待する。
※所属?职名等は本誌発刊当时のものです。