执笔者プロフィール

海住 英生(かいじゅう ひでお)
理工学部 物理情報工学科教授専门分野/磁気物理、スピントロニクス

海住 英生(かいじゅう ひでお)
理工学部 物理情報工学科教授専门分野/磁気物理、スピントロニクス
现在、情报爆発时代が到来していると言われています。先日発表された「世界人口白书2024」によりますと、2024年の最新の世界人口は81亿人を超えました。世界のスマートフォン?携帯电话の累计契约数は、2023年では约85亿に达し、全世界で利用されるデータ情报量は2025年には180ゼタバイトに达すると予测されています。
「ゼタ」は兆の10亿倍で、10の21乗を示します。つまり、180ゼタバイトは、10の23乗程度となります。一见、途方もない数字に思えますが、物性を専门とする私たちから见ると、そこまで大きいとは思えません。1立方センチメートルの物质の中には、约10の23乗个の电子が含まれているからです。つまり、この1つひとつの电子に情报を记録できれば、1立方センチメートルの小さな物质に、现在の地球上のデジタルデータをすべて格纳することができます。
电子への记録方法として、近年、电子のスピンを利用する方法が提案されています。电子には、回転运动に相当する「スピン」という自由度があります。このスピンには、右回りと左回りがあります。磁石で言うと、狈极と厂极に対応します。この狈极と厂极をデジタルデータの「1」と「0」に対応させるアイディアです。このようなスピンと现代の情报基盘技术の1つであるエレクトロニクスを「融合」させた新しい分野が私たちが开拓しているスピントロニクスです。
ここで私がお伝えしたいことは、今回はスピントロニクスのことではなく、「融合」の大切さです。电子や光は、よく知られている通り、波で记述できます。波は振幅だけでなく、位相を持ちます。位相が揃った场合は、例えば、电気回路でいうと、共振?共鸣を起こします。光で言うと、レーザー発振を起こします。一方で、位相が少しでもずれると、それらの効果は小さくなり、场合によっては消えてしまいます。これは、研究でも同じです。1つひとつは面白い内容でも、それらがうまく融合しないと、新しい発见は生まれません。一方で、うまく融合すると、大発见が生まれ、そこから新しい学际领域が诞生する场合もあります。人と人の相性、自分の中での心と体の相性、何でも同じと思います。
位相を揃えることはとても大切です。人类?社会に贡献し、世の中を豊かにするために必要な要素と思っています。
※所属?职名等は本誌発刊当时のものです。