执笔者プロフィール

村上 健一(むらかみ けんいち)
その他 : 公立松任石川中央病院脳神経外科部長塾员 専门分野/脳神経外科、救急科

村上 健一(むらかみ けんいち)
その他 : 公立松任石川中央病院脳神経外科部長塾员 専门分野/脳神経外科、救急科
灾害医疗という言叶をご存じでしょうか。日本救急医学会のホームページでは、“需要が供给を上回る状态で行う医疗”と记されています。具体的には、灾害では平时より多くの方が医疗机関を受诊されます(需要の増加)。その一方で医疗机関自体が被灾しているため、平时より诊疗机能が低下しています(供给の低下)。その中で、どのように医疗を提供していくかということです。
私は石川県金沢市に隣接する白山市の病院で、脳神経外科医として働いていますが、災害急性期に活動するDMAT(Disaster Medical Assistance Team)隊員でもあります。2024年1月1日、最大震度7の能登半島地震が発生しました。このため、1月1日から3月中旬まで石川県庁内に設置されたDMAT本部で、実際の災害医療に従事しました。
今回の顿惭础罢の任务は、能登地方の医疗机関?福祉施设の被灾状况を确认し、必要な支援を行うことでした。ただ実际には建物と上下水道の被害が甚大でしたので、まず多くの医疗机関?福祉施设の入院患者?入所者に、加贺地方あるいは他県へ避难していただきました。その后、医疗机関?福祉施设を维持するための支援を行いました。庆应义塾大学病院を始め全国から参集した顿惭础罢队には、能登地方で现地の顿惭础罢队として活动していただきました(『叁田评论』3月号をご覧ください)。
一方、石川県庁内の顿惭础罢本部では、现地の顿惭础罢队から寄せられる情报を分析し、まず避难者数を算出し、受け入れ先と移动手段を确保して、実际に避难していただきました。その后は、医疗机関?福祉施设を维持するために必要な物资(水、食事、燃料、医薬品)、サービス(入浴、洗濯)、人(医师、看护师、介护士)を调达しました。相谈先は平时と异なり、石川県、厚生労働省、自卫队、业界団体、狈笔翱など多岐にわたりました。
今回実际に働いて理解したのは、灾害医疗とは“灾害时に医疗を提供するために、平时とは异なる新たな医疗システムを作り上げる”ということです。
いつどこで灾害が発生してもおかしくない现在の日本において、より多くの方に灾害医疗について知っていただく必要があると考えています。
※所属?职名等は本誌発刊当时のものです。