执笔者プロフィール

东原 綾子(ひがしはら あやこ)
研究所?センター 体育研究所専任講師専門分野/ スポーツ医科学

东原 綾子(ひがしはら あやこ)
研究所?センター 体育研究所専任講師専門分野/ スポーツ医科学
オリンピック?パラリンピックイヤーとなる今年、4年に一度のスポーツの祭典に挑むアスリートたちは日々トレーニングに励んでいます。その一方で3年に一度、滨翱颁が主催するスポーツ外伤?疾患予防学会が开催され、私も参加しています。世界中の研究者が集い、アスリートの健全な竞技生活を科学的に支えるべく、最新の研究成果を基に议论を行うスポーツ医科学研究の祭典とも言えます。
アスリートが怪我に苦しむことなく最高のパフォーマンスを発挥するために、研究を通して支えたい。そんな想いで学部生时代にゼミを选択したのは2004年アテネオリンピックの年でした。それから20年间にわたる私の研究テーマは「肉离れの予防」です。
アスリートの竞技成绩やキャリアに大きな影响を及ぼす怪我の中でも発生频度が特に高いのが肉离れです。2020东京オリンピックでも59名のアスリートが肉离れを受伤し、うち24名が竞技の离脱を余仪なくされました。発生频度が高いことに加え、再受伤率が高いことも肉离れ予防の重要性が叫ばれている理由です。
普段我々やアスリートたちが何気なく行っているスポーツ动作は、中枢神経系が指令を出し筋肉を动かすことによって実现されています。スポーツ现场ではよく「肉离れは神経系と筋の协调性が破绽することによって生じる」と言われますが、実はこれを里付ける科学的根拠はまだありません。また、トレーニングや试合中に「筋肉の违和感」を诉える选手や、肉离れ后に「力が入りにくい」といった感覚を诉える选手もいますが、この现象も証明されておらず、选手の竞技復帰タイミングの判断は非常に难しい课题です。こういったスポーツ现场で生じる疑问や课题に対する答えを出すのが研究者である私たちの务めです。
「竞技に向き合うアスリートを支えたい」
この想いは今でも変わらず研究を推し进める原动力になっています。私たち研究者が提供する科学的知见の一つひとつは、パズルの1ピースにすぎません。それでもその1ピースが埋まることによって、これまで见えていなかった风景が见えてくるかもしれません。そんな期待を胸に、パズルのピースを握りしめてスポーツ医科学研究の祭典に参加しています。
※所属?职名等は本誌発刊当时のものです。