执笔者プロフィール

金子 恵美子(かねこ えみこ)
研究所?センター 教職課程センター准教授専门分野/教育临床心理学

金子 恵美子(かねこ えみこ)
研究所?センター 教職課程センター准教授専门分野/教育临床心理学
この2年间は新型コロナウイルス感染拡大防止のためにさまざまな活动が制限され、学校での教育活动にも変化が生じることになりました。大学でもオンライン授业が行われ、オンライン授业と対面授业それぞれの良さを考える机会にもなりましたが、いずれの授业でも「他者との関わり」をつくることが重要であることを再认识することになりました。
私は、学校における课题の中でもとくに不登校に関心を持っています。不登校の状态にある子どもは近年増加を続けており、文部科学省によると令和2年度には小中学校で约19万6千人という状况です。平成28年には「义务教育の段阶における普通教育に相当する教育の机会の确保等に関する法律」が成立し、1人1人の実情をふまえた支援がさらに进められることになりました。教育支援センターやフリースクール、不登校特例校など不登校の子どもたちが学ぶ场の充実が図られ、高校についても全日制だけでなく、多様なタイプの定时制、通信制高校などから进学先が选択されています。
ある通信制高校で调査したところ、不登校について振り返ったときにその経験をネガティブに捉える生徒がいる一方で、「自分のことを见直すことができた」「その経験があったからこそ、今の自分がいる」「不登校にならなければ気づかなかったこともたくさんある」とその経験に意味を见出し、自分が変わったと感じている生徒も少なくありませんでした。不登校だった期间は辛かったという生徒を支えたものとして、「见守ってくれた」「理解しようとしてくれた」「楽しいことを共有してくれた」「时に厳しいことも言ってくれた」家族、学校の先生、学外机関の职员の関わりが生徒からあげられています。丁寧に话を闻いてくれ、そばにいてくれて、どうしたらよいかを一绪に考えてくれた周囲の人の関わりが支えになり、その后の成长や変化につながっていったことを感じます。
文部科学省によると、不登校の子どものうち専门的な指导?相谈を受けていない割合は约3割にのぼり、十分な支援を受けられていない子どもも多いことが推测されます。学校や学外机関が子どもにとって安心してさまざまなことを経験できる场になるための支援について今后も考えていきたいと思っています。
※所属?职名等は本誌発刊当时のものです。