执笔者プロフィール

塩田 琴美(しおた ことみ)
総合政策学部 准教授専门分野/リハビリテーション科学

塩田 琴美(しおた ことみ)
総合政策学部 准教授専门分野/リハビリテーション科学
みなさんは、东京2020パラリンピック竞技大会はご覧になりましたか。颁翱痴滨顿-19感染拡大下でもあり、开催にあたっても色々な意见や考えが交错した大会であったと思います。これまで障害者のスポーツ活动の促进に取り组んできた一个人としては、竞技の舞台だけでなく开闭会式などフィールド内外で一绪に活动してきた选手や仲间の活跃を见られて嬉しいひと时でもありました。
一方で、私が现在注力しているのは、こうしたアスリートだけではなくスポーツの参加机会が少ない、おもに重度障害者や医疗的ケアが必要な方々を対象としたスポーツ活动の促进です。とくに、パンデミック下において、重度障害者では外出するにも命の危険に晒されるリスクが高く、地域での活动の场や参加できるコミュニティが少ない障害者はますます闭じこもりがちになりやすいのです。さらに、外部からの支援も受けづらいなか、支援者侧の负担も大きくなります。
そこで、私は长引く自粛生活のなかで、重度障害者や支援者の心身の维持?向上や社会的な孤立化を予防するために、オンラインでのスポーツイベントの开催を続けています。研究会の学生も交え、试行错误をしながらも运动机会づくりに励み、回を重ねるごとにオンラインの良さを生かしながら楽しめるイベントとなってきました。オンラインではベッド上の方でも参加が可能であり、地域を超えた多様な参加者が繫がることができます。さらに、自闭症のお子さんでも自宅から普段の生活と変わらない环境で安心してスポーツに参加できることや、家のなかで気軽に取り组めて习惯化しやすいことなど、新たな気づきもありました。
私たちのこうした活动はよくスポーツのなかで「支える」という立场にあてはめられますが、実际は自分が楽しんだり、何かそこに価値を感じて関わっている人の方が多く存在しているように思います。参加者のほとんどは、声に出して「楽しい」と伝えることや感情の表现をすることも难しい方です。しかし、彼らの「心の目」はしっかりと私たちを见つめ、いつも私たちに新しい视座を与えてくれるのです。私は、そんな彼らから受けるエネルギーをスポーツの力に乗せ、パラリンピック后も次の成果(圣火)に繫がるようにチャレンジをし続けたいと思います。
※所属?职名等は本誌発刊当时のものです。