执笔者プロフィール

奥山 静代(おくやま しずよ)
研究所?センター 体育研究所准教授専门分野/运动生理学、ヨガ

奥山 静代(おくやま しずよ)
研究所?センター 体育研究所准教授専门分野/运动生理学、ヨガ
ヨガをする人もしない人も、ヨガと言えば多くの人が身体を使って「ポーズ」をすることを思い浮かべます。いったい何のためにポーズをとっているのでしょうか。
ヨガの歴史を辿ると、纪元前2500年ごろ、モヘンジョダロ遗跡からヨガの座法を组んで瞑想する人を刻んだ印章が発掘され、この时代がヨガの起源ではないかといわれています。その后、纪元前200年ごろ、教典「ヨガスートラ」が着され、「ヨガとは心のはたらきを止灭することである」と定义されました。
座法を组んで瞑想し、穏やかな心でいることを目的に始まったヨガですが、精神を集中しようとすればするほど雑念が涌いてくるもの。心の动きを止めるまで集中を深めることが难しいことから、动きの要素を入れた「ポーズ」を行うようになったといわれています。単なる座法が、动きのある「ポーズ」へと进化したのは、身体を动かすことで、より简単により意识的に瞑想を深めていくことができると考えられたからです。
そして瞑想とは、普段外侧に向いている「今、この瞬间」の感情や思考を意図的に自分の内侧に向け、集中が深まった状态を言います。目や耳から入ってくる刺激や、こうでないといけないといった感情など、私たちは日々多くの情报にとらわれていますが、それらを一旦止めて自分の内面を见つめます。そうすることで、不安に袭われない强い心がつくられ、安定した精神状态が生まれるのです。
私は日吉?叁田キャンパスでヨガの授业を担当しています。授业の初回に「身体が硬い」「ポーズを上手にできるか」と心配する塾生が少なくありませんが、ヨガとは本来、「心の安定」を目指すことが目的だということを、たびたび塾生に伝えます。ヨガの本质に触れることで、塾生たちの意识は授业を重ねるごとに少しずつ変化していきます。穏やかさ、优しさ、冷静さなどが徐々に身につき、授业前の心の不穏や感情のムラに自ら気づき、その感情をコントロールしようと思うことができるわけです。それがヨガの効果であり、ヨガの最大の魅力なのです。
ヨガの授业を通して塾生たちの心身の安定に一翼を担えればと思っています。
※所属?职名等は本誌発刊当时のものです。