执笔者プロフィール

李 津娥(イ ジーナ)
研究所?センター メディア?コミュニケーション研究所教授専门分野/メディア心理学

李 津娥(イ ジーナ)
研究所?センター メディア?コミュニケーション研究所教授専门分野/メディア心理学
新型コロナウイルス感染症は、社会のあらゆる分野に影响を与え、私たちの生活を一変させました。研究者たちもそれぞれの専门领域からパンデミックがもたらした诸问题とその社会的影响の分析に取り组んでいます。笔者もメディア心理学の视点から、パンデミックに関する报道、政府や自治体によるリスク?コミュニケーション、人々の情报行动を研究しています。
その中でもとくに、コロナ関连の情报が若い世代に及ぼす影响に関心を持っています。パンデミックの初期段阶から、若年层には軽症者や无症状者が多く、知らないうちに他の人に感染させてしまう可能性が指摘されていました。紧急事态宣言下では、自粛行动を取らない一部の若者がメディアで批判的に取り上げられたり、政府からもたびたび名指しで批判されました。多くの若者が自粛しているにもかかわらず、若年层全体に向けられる批判を疑问视する若者も少なくありません。コロナ疲れから、若年层の情报行动も変化しています。
2度目の緊急事態宣言下の今年2月中旬に、KGRI(午夜剧场 Global Research Institute)の「リスク社会とメディア」プロジェクトの一環として、20代の人たちを対象にWeb調査を行う機会がありました。コロナに関するリスク知覚、他人に感染させるリスク知覚など、若年層の危機意識はかなり高く、多くが自粛行動を取っていました。一方でヘルスリテラシー、つまり感染症に関する情報を理解、評価し、活用する能力の自己評価は高くなく、繰り返されるコロナ関連の報道に情報過多を感じており、情報を回避する傾向も見られました。言うまでもなく、情報回避は感染症への対処行動を阻害する可能性があります。
感染症に関する政府や自治体、メディアの呼びかけが心に响かないという若い世代の意见も気になる点です。政治や报道において、若い世代が过度に非难される一方、政府や自治体の対応には若者の声が反映されていないとする声も多く闻かれました。超高齢社会の日本では、シルバー?デモクラシーの弊害が指摘され、コロナによる世代间分断の深刻化が悬念されています。コロナとの长い戦いにおいては、ポストコロナ社会を担う若い世代の実情把握に基づいた计画的コミュニケーションが必要だと感じています。
※所属?职名等は本誌発刊当时のものです。