执笔者プロフィール

荒田 映子(あらた えいこ)
商学部 教授専门分野/财务会计

荒田 映子(あらた えいこ)
商学部 教授専门分野/财务会计
私の専门领域は、証券市场における情报の非対称性を解消する仕组みの1つである财务会计である。会计はビジネスの言语ともいわれ、一时期は滨罢や英语とともにビジネスの「叁种の神器」などともてはやされたりした。これらが本当に「神器」であるかどうかは别として、3つとも情报伝达の手段であり、情报のやりとりが国际化されたためにこれらを标準化しなければならなくなった、という共通点がある。
情报伝达を国──会社や村など何らかの集合体でよいのだが──を超えて行うためには、その手段を标準化する必要がある。一番わかりやすいのは自然言语である英语であり、さしあたり世界の标準语として机能している。また滨罢についても、卑近な例でいえば、ワードで作成した文书は国を超えてやりとりしてもローカルなパソコンで开いて操作ができる。
会计はどうだろうか。公司の业绩を外部の利害関係者に伝える言语である会计情报は、「复式簿记」というツールを「会计基準」というルールによって运用することで生成される。复式簿记というシステム自体はとっくの昔から世界中で标準化されているツールである一方、その运用ルールは、もともとは国や地域の商惯习などをベースに社会规范としてそれぞれに発展してきた。しかし証券市场の国际化に伴って、世界中の会计情报を比较可能にするには、运用ルールを标準化しなければならないというのがここ40年ほどの流れである。そこで国际会计基準审议会(滨础厂叠)は、世界中で使われる「シングル?セット」の会计基準の设定を目的に掲げて奋闘しているが、うまくいっているとは言い难い。
想像してみよう。物事を表现するのに英语しか使えないとしたら、どうだろうか。また、昨今はマイクロソフト?オフィスや尝滨狈贰などがデフォルトのごとく、かつそれしか认められない形で使われることが多いが、何かの拍子にそれらのシステムが破绽したらどうなるだろうか。
シングル?セットの情报伝达手段を用いる弊害について、自然言语や滨罢に置き换えて类推すれば、多くのことが学べるはずである。会计に限ったことではなく、シングル?セット仕様の弊害を意识することは、入试や组织の业绩评価といった教育や経営その他の分野の数々の问题に対する解决策の糸口にもなるだろう。
※所属?职名等は本誌発刊当时のものです。