执笔者プロフィール

小池 美穂(こいけ みほ)
その他 : 福岡大学人文学部講師塾员 専门分野/フランス文学?学问论

小池 美穂(こいけ みほ)
その他 : 福岡大学人文学部講師塾员 専门分野/フランス文学?学问论
今日では知识が大众化され、スマートフォンを起动すれば、ウィキペディアなどですぐに知识を确认することができる时代である。また、テレビのクイズ番组や世界情势を説明する番组など、目まぐるしく情报が行き交っている。
大学教育に目を移せば、「リベラル?アーツ」や多领域分野を主张する学科などが「流行」し、専门性よりも一般教养が求められている。実は、ルネサンスの学问形态がこのようなことと非常によく似ている。
ルネサンス时代、学问のジャンルは曖昧できちんと切り离された形で确立されていなかった。1つの学问を语る际、他の学问から援用するケースが多々あった。例えば、天文学书の中で虹の现象を説明する际に、ペリパトス派(逍遥学派)の理论を述べた后、神话を用いるなどして理论と物语が混じりあったり、几何学の証明方法に弁証法を取り入れたり、多视点から1つの问题を考える倾向があった。それは、まだ自然のなかで解明されていない事柄がさまざま存在していたからである。また、「多视点」ということは、当时の学者が膨大な量の知识を习得し、整理整顿することを意味していた。さらに、时代の変动によって学问の形も変わっていった。例えば、博学な人たちが当时の技术的な进歩に伴い、数学に関する「実践」の必要性を感じ取り、理论书を见直す运动を起こし、この见直しから徐々に「数学」は他の学问から切り离されることとなるが、まだ17世纪に入っても学问自体が他の学问と混じりあい、曖昧な状态が続くこととなる。
今日では、学问领域の「融合」を目指し、「统合」を図ろうとするが、一方ルネサンスにおいては、诸学问が「统合」され、学问领域の「分离」を目指そうとする。「融合」や「分离」の作业によって、どのように知识を寄せ集めたり、切り离したりするのか? この作业を行う际、どの知识が正しいのか误っているのか、あるいはどの知识を残すのか残さないのかを判断する必要がある。つまり「判断力」を养わなくてはならない。人间が「判断する」という行為自体、思考の大事なプロセスだからである。
この思考プロセス、つまり物事の考え方をルネサンス人から私たちは学びとり、応用することで新たな「学问の形态」に辿り着くことができるのでは、と考えている。
※所属?职名等は本誌発刊当时のものです。