执笔者プロフィール

戈木クレイグヒル 滋子(さいきクレイグヒル しげこ)
看护医疗学部 教授専门分野/质的研究法、小児看护学

戈木クレイグヒル 滋子(さいきクレイグヒル しげこ)
看护医疗学部 教授専门分野/质的研究法、小児看护学
古い话になるが、质的研究は科学ではないと揶揄される时代に留学し、质的研究の巨人たちに出会った。日本で「师の背中を见て学べ」的な教育を受け、なぜ统计学のように分析方法が言语化されていないのかと、もやもやしていたので、质的研究においても研究法を学ぶことが必须なのだと知り、すっきりしたことを覚えている。
私が専門にしているグラウンデッド?セオリー?アプローチ(以下GTA)は、エスノグラフィー、現象学と並ぶ3大質的研究法の1つである。GTAはデータを基にして分析を進め(ここからgrounded と命名されている)、データの中に出てきた現象がどの様なメカニズムで生じているのかを理論として示そうとする方法である(ここからtheory と命名されている)。完成度の高い分析手順が言語化され、初学者が学びやすい研究法になっている点で、他の方法とは一線を画している。
しかし、日本においては、导入时の绍介が不适切であったために、なにがGTAなのかが不明确で、混沌とした状况が続いていた。そのような中、2005年に『质的研究法ゼミナール:グラウンデッド?セオリー?アプローチを学ぶ』(医学书院)を上梓する机会をいただいた。タイトルに「质的研究法」と加える必要があったことからも、GTAの知名度が今ほどではなく、その特性も十分に理解されていなかったことが想像いただけるだろう。
それから15年を経る中で、GTAも少しずつ日本に根付き、近年出版された『质的心理学辞典』(能智正博他编、新曜社)や『质的研究法マッピング――特徴をつかみ、活用するために』(サトウタツヤ他编、新曜社)にも、他の研究法と同等のものとして取り上げられるようになった。しかし、あいかわらず「基本は分かったが、うまく使えないので直接トレーニングを受けたい」という问い合わせが后を絶たない。研究法は、効果的に用いてこそ意味のある道具であるが、学ぶことと実践との间にはいまだに大きな隔たりがあるようだ。
これまで、GTAに関して、入门书、中级者用の分析书、自习书、データ収集の书と、性格の异なる5册の本を书かせていただいたが、最后に、実践的な研究ハンドブックを作りたいと考えている。15年后、30年后にはさらに裾野が広がり、GTAが効果的に活用されることを祈りつつ。
※所属?职名等は本誌発刊当时のものです。