执笔者プロフィール

白塚 重典(しらつか しげのり)
経済学部 教授専门分野/金融论?日本経済论

白塚 重典(しらつか しげのり)
経済学部 教授専门分野/金融论?日本経済论
中央银行が物価の安定を目标として运営する金融政策は、「サイエンス」と「アート」の双方の侧面をもつ。前者の観点では、マクロ経済モデルによる理论分析とデータを使った実証分析を基に金融政策の运営を立案し、成果を検証する科学的アプローチが强调される。他方、后者の観点では、マクロ経済や金融市场の动きから微妙なシグナルを読み取り、より的确な政策判断につなげる职人芸的要素が重要とされる。
1990年代には、ニューケインジアン?モデルと呼ばれる动学的一般均衡モデルが発展し、标準的な金融政策运営枠组みであるインフレーション?ターゲティングを支える理论体系が确立された。こうした中、金融政策の「サイエンス」としての侧面がより强く意识されるようになっていった。
ところが、2008年以降のグローバル金融危机の中で、再び职人芸的な「アート」の重要性が高まった。多くの先进国中央银行がゼロ金利制约に直面し、多様な金融资产を买入れ、中央银行のバランスシートを拡大させる非伝统的金融政策を採用したが、非伝统的金融政策を巡る理论的?実証的研究の蓄积は十分とは言えない。従来広く利用されていたニューケインジアン?モデルでは、金融政策のスタンスが政策金利に集约され、中央银行のバランスシートやマネー?信用量は登场せず、理论モデルの拡张が急务であるが、なお道半ばである。
金融政策の判断は、各时点で利用できる情报を全て使い、リアルタイムで判断していく。こうした政策判断をより顽健なものにしていくためには、理论的?実証的な研究を积み重ねることで金融政策の「サイエンス」を磨くと同时に、学问的蓄积を変貌する金融経済环境の中で的确に活かしていく「アート」を継承していくことも重要である。
わが国では、1990年代末以降、政策金利を将来にわたってゼロ近傍に维持することを约束するゼロ金利政策や中央银行の当座预金残高を一定水準まで増加させる量的缓和政策、そして现在の量的?质的金融缓和に至るまで、様々な非伝统的金融政策を先駆的に採用してきた。経済学部を卒业した后、32年间エコノミストとして勤务した日本银行での経験を活かして、金融政策の「サイエンス」と「アート」を繋ぐ研究や教育をしていきたいと考えている。
※所属?职名等は本誌発刊当时のものです。