执笔者プロフィール

平野 智久(ひらの ともひさ)
その他 : 福島大学経済経営学類准教授塾员 専门分野/会计学(财务会计论)

平野 智久(ひらの ともひさ)
その他 : 福島大学経済経営学類准教授塾员 専门分野/会计学(财务会计论)
[设例]得意先であるC社へ4カ月前に商品70円を、先月には商品90円を贩売しています。本日、商品60円を売り渡しましたが、「年间の取引高が300円を超えた场合、遡及(そきゅう)的に5%の割戻(わりもどし)をおこなう」という条件をふまえると、どのような会计処理(仕訳)をおこなうべきでしょうか。
大学における初年次の簿记科目では、多くの场合、公司の财务诸表をどのように作成するかが讲义されます。専门用语が并ぶテキストを手に、まずは「电卓を持って计算问题に惯れる」、そして「蛍光ペンを引いて会计基準の文言を暗记する」……つい先日まで高校生だった诸君には想像しづらい取引も少なくありません。それでも各种试験の合格に向けて答案练习を繰り返し、「どのような仕訳をおこなうと?正解&辩耻辞迟;か」を身につけていく姿がみられます。
商品やサービスを顾客へ提供して代金を受け取る、という日常的な贩売活动は公司経営に欠かせません。その成果は「年间の売上高」として损益计算书の1番上に记载されますが、背后には贩売促进のための工夫があります。2018年3月に公表された「収益认识に関する会计基準」はすべての公司に适用されるものではありませんが、各社各様に処理されていた割戻は新たに「変动対価」と整理されました。
结论的には、[设例]における本日の売上は49円と算定されるようです。割戻条件に达していなくとも、それまでの売上合计220円に5%を乗じた11円を控除して「取引価格」を算定する旨が定められたためです。しかし、现実には「商品60円を売り渡した」だけであって、割戻は将来の可能性に过ぎません。纳品书や请求书などの証凭(しょうひょう)には60円と记入しても、仕訳帐には49円……「将来」の割戻も织り込んで「现在」の売上を决める新时代の到来でしょうか。
一般的には「财务诸表を作成するため」に仕訳をおこなう、という感覚かもしれません。これに対して「仕訳には公司の経済活动を表现する能力があるかも……」という意识からは、売上は60円と记入しつつ、将来の割戻は潜在的な売上の减少として备えておく?别解&辩耻辞迟;も柔软に导けることでしょう。
なお、「税务」では60円が益金の额に算入されるようです。簿记と会计、そして税务を巡る仕訳の旅は続きます。
※所属?职名等は本誌発刊当时のものです。