执笔者プロフィール

渡辺 真弓(わたなべ まゆみ)
その他 : 関東学院大学看護学部助教塾员 専门分野/医疗マネジメント、产业卫生

渡辺 真弓(わたなべ まゆみ)
その他 : 関東学院大学看護学部助教塾员 専门分野/医疗マネジメント、产业卫生
现在の日本で长时间労働に悩む者は多い。长时间労働は、労働者の心身の健康を损なうと共に、长时间労働ができない者のキャリアを制限する。私が以前働いていた职场でも、长时间労働が常态化していることが问题视されていた。周囲の同僚は揃って「辛い」と口にし、部署のトップは残业を减らすべく奋闘していた。しかし、长时间労働は一向に减る気配がなかった。
よく见ると、同じ残业をしていても人によって理由が异なるように思えた。ある人は、仕事がこなしきれないで必死に残业している一方、ただ単にそこにいたいから残业しているように见える人もいた。「ちゃんとした仕事をするのに定时に帰るなんてありえない」と言う人がいれば、その先辈に怯えて帰るに帰れない新人がいたりもした。そうだ、「労働时间」は仕事の量だけで决まる訳ではないのだ、と思った。人间はそれぞれが、その人なりの仕事に対する思いや労働観を持ち、それが労働时间にも反映される。しかも、个人の能力だけでなく、周囲の人间との関係性や部署の雰囲気の影响も大きい。复雑だ、と思った。残业している人のほとんどは、自分でもなぜ残业しているのかを明确には分かっていないのではないか。その复雑さを解明しないことには、长时间労働は削减できないし、削减できたとしても不満ばかりが募るだろう。この长时间労働の复雑さを何とか数値で表せないかと、日々悪戦苦闘しているのが现在の私である。
2回にわたる调査の结果では、残业の理由は仕事量の多さ、同调圧力、残业代、仕事の楽しさ、自己成长の希求、と多岐にわたった。また、労働时间が特に长い者は仕事量の多さや同调圧力を理由とした非自発的な残业をしている者と、仕事の楽しみや自己成长のために自発的に残业をしている者に分かれた。この両者は、ほとんど労働时间が同じであるにも拘わらず、精神不调や仕事へのモチベーションが大きく异なっていた。同じ部署であっても残业理由は人によって异なり、その影响や効果的な长时间労働対策も异なる可能性が高いということである。
かくいう私自身も残业をすることがある。そんな日は、少しばかりの达成感と疲労を抱えて帰路につく。自分でも、なぜ自分は残业したのか良く分からない、と思ったりもする。