庆应义塾大学病院(以下当院という)では、患者さんに安心して治疗を受けていただくために、各部署で様々なサポートを行っています。その中でも、患者総合相谈部が主体となって行っているサポートの一部をご绍介いたします。
当院には総合相谈窓口が设置されており、患者総合相谈部职员が患者さんの声を闻いて相谈を受けています。多様な声から病院运営で改善できるものを选択し取り组んでいます。
一番新しいサポートは2025年3月から始めたコミュニケーションサポート「きこえカード」です。耳が闻こえづらい患者さんが受付や诊察の时に困っている、大きな声で会话するため高齢の患者さんを职员が怒鸣っているように见える、とのご意见から取り组みを始めました。患者さんが「きこえカード」を当院スタッフに见せると笔谈や文字おこしアプリを使用する等配虑して対话する仕组みです。耳鼻咽喉科?头頚部外科の医师や事务部门をはじめ関连する全部署の协力のもと作りました。
全部署のため、まとめるのに时间がかかり、取り掛かってから実际に仕组みが动き出すまでに3年越しとなりました。このように患者総合相谈部では、関连部署の协力を得ながら患者さんの声を病院运営の改善に生かしています。
他にも車いすや目の不自由な患者さんを次の検査や診察室まで案内する仕組みも作りました。「車いすを押してください」と頼んだら断られたというご意見が複数寄せられたことが理由です。職員からは「そのようにサポートしている時間 はない。とても忙しいのだから」と当初は賛成されませんでしたが、最小限の負担で協力し合ってサポートしようと検討したところ、全部を案内するのではなく次の目的地までご案内するというリレー式のサポートができあがり、以降は断られたという患者さんからのご意見は全くなくなりました。患者さんに安心して治療を受けていただくためには患者さんとの信頼関係の構築が重要と考えています。
患者さんの声を闻き改善につなげると同时に、病院からも患者さんに必要な情报を発信し、双方向のコミュニケーションを充実させることで、より信頼される病院となることを目指していきたいと考えています。
(大学病院患者総合相谈部 月冈澄子)
※所属?职名等は本誌発刊当时のものです。