画像:稲荷山の大イチョウ
叁田キャンパスは50,000㎡の敷地面积を有し、そのうち「緑地」は15,000㎡におよぶ。敷地の30%が緑で覆われており、都会の中で、緑豊かなキャンパスが维持されている。
緑地の中には、高さ3m以上の树木は424本あり(そのうち港区指定の保护树木は26本)、树种も様々で52种类におよぶ。イロハモミジが最も多く59本、ヤマモモ38本、サクラ35本、イチョウ34本などがあり、珍しい木では、オリーブ、ユズリハといったものも见られる。これらのほとんどは植栽树木になるのだが、中には、アカガシ、スダジイ、カヤなど自生种とみられる树种もあり、都会では、自生种は珍しいものとなっている。
その中でも、巨木とされる干回り3m以上の木は13本ある。环境省の基準では巨树?巨木とは、地上1.3mの高さの干回り3m以上とされている。叁田の巨木13本の内訳は、イチョウ8本、クスノキ3本、スダジイ1本、ヒマラヤスギ1本で、干回り6mを超えるもの1本、4mを超えるもの2本である。
叁田キャンパスの中でも圧倒的に大きい木は、稲荷山の演説馆の里にある大イチョウである(以下「稲荷山の大イチョウ」という)。干回り6.5m、高さ22m、枝はり16m、树齢は不明だが、江戸时代から存在しているもので、堂々たる佇まいである。
东京都内でも、有名な巨木はいくつかあり、善福寺の「逆さイチョウ」(国指定天然记念物、干回り9m、高さ19m、推定树齢700年)は别格としても、赤坂の「氷川神社の大イチョウ」(区指定天然记念物、干回り7.5m、高さ25m、推定树齢400年)、日比谷公园の「首赌けイチョウ」(干回り6.5m、高さ20m、推定树齢350年)といったものがあるが、それら巨木と比べても稲荷山の大イチョウは逊色ない立派なものである。
稲荷山は、叁田の敷地の中で最も高い场所であり、今は、演説馆が建っているが、江戸时代の岛原藩邸の时代は、ここに稲荷社を祀っていた。ここから海が见え眺望絶佳であったという。そのような景色をこの大イチョウも见てきたのであろう。明治4年に庆应义塾となり、大正13年に演説馆が塾监局北侧から移筑され、今のようになった。演説馆の周囲は、キャンパスの中でも、奇跡的に手つかずで残され、また空袭の被害を逃れた緑多い场所である。
稲荷山の大イチョウの他にも、研究室栋前のクスノキ(干回り4.7m)、図书馆旧馆横のイチョウ(干回り4.5m)、中庭のイチョウ、塾监局前のイチョウなど、立派な巨木が残されている。これらの巨木はキャンパスを彩るとともに、庆应とともに长い歴史を见守りながら、静かに佇んでいる。
(管财部 渡辺浩史)
※所属?职名等は本誌発刊当时のものです。