幼稚舎の正面玄関を入ると、玄関脇右手の壁面には影絵作家の藤城清治氏が作られた「光阴の中の巣立つ仔马たち」という影絵が、左手にはクリエイティブディレクターの佐藤可士和氏がデザインされた幼稚舎150周年记念ロゴが饰られています。幼稚舎生が登下校时に正面玄関を通る时、この2つの作品がいつも温かく见守ってくれています。
2008年1月29日に设置された「光阴の中の巣立つ仔马たち」の影絵には、幼稚舎のグラウンドに空高くそびえるケヤキと、その周りを走り回る仔马たちが大空へととび立ってゆく様子が描かれています。仔马とは幼稚舎生のことです。藤城氏は、「幼稚舎を知っている人が见れば、すぐ幼稚舎と分かる风景を影絵にしてほしい」との依頼を快く引き受けてくださいました。影絵と共に赠られた诗に刻まれているとおり「(略)仔马たちは多くを学び大きく育ち やがて、すばらしい梦と希望を抱いて骏马となり、未来に向って大空へととび立ってゆく」様子がダイナミックに描かれており、幼稚舎での6年间を见事に表しています。
2024年に幼稚舎が创立150周年を迎えるにあたって作成された150周年记念ロゴは、「异なる个性が共生して辉く150年」をコンセプトに佐藤氏によってデザインされ、佐藤氏と教员が何度も话し合いを重ね、2022年1月に完成したものです。「それぞれのクラスカラーで彩られた碍?贰?滨?翱の文字はすべて违うフォントで构成されながらも、ペンマークの元でしっかりひとつにまとまっています。驰翱颁贬滨厂贬础の文字は、まるでいろいろな个性の幼稚舎生が肩を寄せ合って元気に并んでいるようです。ユニークな150罢贬の文字も、1年として同じ年はなかった150年という歳月の歴史を物语ります」との佐藤氏の説明の通り、「违いを认め合いながら共生して辉いている」幼稚舎らしさが表现されています。
そして、影絵と150周年记念ロゴを通り过ぎた先にある広いグラウンドの真ん中には、幼稚舎のシンボルである大きなケヤキの木が1本そびえ立っています。ケヤキはもともと2本ありましたが、安全上の理由から1本は2021年に伐採されました。朝礼、体育の授业、クラブ活动、休み时间など、大きなケヤキが幼稚舎生をいつも见守ってくれています。
幼稚舎は本年5月30日に創立150周年記念式典を日吉記念館で開催し、在校生、保護者、教職員、卒业生等の関係者約3千名が出席しました。150年という歳月は長く、多くの方々に支えられてきたことを改めて感じました。次の175周年、200周年に向けて、幼稚舎の風景は変わっていくかもしれませんが、いつまでも幼稚舎生を温かく見守る場所であり続けることを願っています。
(幼稚舎事务长 广田纯子)
※所属?职名等は本誌発刊当时のものです。