エントランスから中央廊下「知のパサージュ」に入ると、吹き抜けの天井ガラス窓から自然光が入り込んでいる。2阶の八角锥ピラミッドの周りのベンチでは、保育园帰りらしいお母さん达がベビーカーを脇に置いて歓谈、その周りでは子供たちが笑い声をあげながら走り回っている。3阶の教室ではサイバネティック?アバター技术の社会実装について英语で议论が进行中だ。
协生馆は、义塾创立150年记念事业の一环として、日吉キャンパス西侧の纲岛街道沿いに2008年に建设された。事业の基本コンセプトである「『独立』と『协生』の2つの焦点を持つ开かれた学塾」を基に、地域に根ざし、広く社会に开かれた活动を展开する新たな挑戦の场として「协生馆」と名付けられた。
2008年に新设され今年15周年を迎える大学院システムデザイン?マネジメント研究科と大学院メディアデザイン研究科だけでなく、日吉本町から大学院経営管理研究科(ビジネススクール含む)も移転し、协生馆3阶から6阶に拠点を构えた。3つの研究科は共に学部のない独立研究科で、社会人や留学生の比率も高く、社会にインパクトを与え未来を创造する技术や仕组みを生み出すための教育研究が行われている。ローカルにもグローバルにも活跃でき社会をリードする人材を育成するため、研究科内ラボと地域社会、公司との连携プロジェクトも活発に行われている。
协生馆には保育园、诊疗所、スポーツ施设、饮食店などのテナントも诱致された。当时から入れ替わりもあるが现在も10のテナントが入居している。また多目的教室や500人が収容できる藤原洋记念ホールは外部の社会活动に贷出しも行っている。2021年东京オリンピック?パラリンピック开催の折には英国代表チームが7阶の研究宿泊施设に滞在しながら协生馆内プールを含む日吉キャンパス内各所の体育施设を利用して事前キャンプを行ったし、日吉駅前という好立地を活かして横浜市新型コロナウイルスワクチン集団接种会场が设置されたこともあった。
竣工当時には協生という単語に馴染みがなかったが、2018年4月に学内に協生環境推進室が設置され、Diversity, Equity, and Inclusion(DEI)という概念とともに言葉も定着してきた。月1回の協生館運営連絡会の議事録を見ると、警備や設備対応だけでなく、各テナントの売上状況にも目を配っていることがわかる。DEIを維持する環境づくりには不断の努力ときめ細かいフォローアップが必要なのだ。さて、協生館の英文名称はThe Collaboration Complexである。様々な意味や期待が込められている協生館からどんな取り組みが生まれてくるだろうか。今後が楽しみだ。
(日吉学生部大学院课长 铃木民香)
※所属?职名等は本誌発刊当时のものです。