庆应イノベーション?イニシアティブ(KII)は、慶應義塾大学のベンチャーキャピタルである。大学の成果を活用して革新的な新事業を創造するスタートアップに投資を行い、新産業を創出し、社会の発展に貢献することをミッションとして2015年12月17日に設立した。
庆应义塾大学の関连会社である(株)庆应学术事业会と野村ホールディングス(株)が、それぞれ80%、20%を出资し、资本金5000万円、资本準备金5000万円により设立した。代表取缔役社长には、グリー(株)の共同创业者である山岸広太郎氏(1999経)が就任している。
庆应义塾大学では、従前から研究成果の出口戦略の一环として、ベンチャー公司の创出に积极的に取り组み、既に、医学部、理工学部、湘南藤沢キャンパスなどで数多く生まれた国内外特许の中から、庆应义塾大学発ベンチャーを支援し、数社の上场を果たしてきたが、KIIの设立により、庆应义塾大学の研究成果を活用したベンチャー公司の育成をこれまで以上に推进し、社会に贡献していくことを目指している。研究成果の出口として従来の大公司との共同研究、知的资产のライセンスに加え、自ら大学の研究成果を活用したベンチャー公司を育成することで、社会贡献を図るものである。
KIIの具体的な活动としては、庆应义塾大学の产学官连携を统括する研究连携推进本部と连携し、大学内の事业化可能なシーズを早期に発见し、内容に応じて、ベンチャー公司の设立や、公的资金の获得、外部のベンチャー公司との共同研究やライセンスのコーディネート、ファンドを通じた出资などを行い、大学発ベンチャーの育成を推进している。
约45亿円の1号ファンドは、投资回収を期待でき、庆应义塾大学の强みを生かせる分野である、医疗、ヘルスケア、ITへの投资に特化して、19社に投资した。约60亿円となる2号ファンドも、研究成果を活かして、デジタルテクノロジーによる社会の革新や、医疗?健康などの课题解决に取り组むスタートアップを主な投资対象としている。シードフェーズ、アーリーフェーズを中心に、レイターフェーズまで20?25社程度への出资が计画されている。
KIIは、今后もスタートアップへの投资育成を通じて、日本が夸る大学等の研究机関の优れた研究成果の社会実装を推进し社会贡献の一翼を担うと同时に、ベンチャーキャピタルファンドとして高い収益性を确保し持続的なイノベーションエコシステム(科学的な知识を用いて新しい技术や新しいアイディアを创造し、それを経済的?社会的に価値あるものとして、社会的ニーズを満足するプロセス)の构筑に取り组むとしている。
((株)庆应学术事业会社长、庆应义塾塾监局参事 佐藤正明)
※所属?职名等は本誌発刊当时のものです。