画像:1990年顷の叁田祭での各県学生会の中庭出店风景
同郷の学生同士が集まって作る県人会を、慶應義塾では「学生会」と呼び、全国慶應学生会連盟(通称:全庆连)とは、その集合組織である。その歴史は長く、1948年6月に会長を塾長が務めて設立されて以来、70年以上続く塾生による自治組織である。また、塾生の自治活動の最高意思決定機関である全塾協議会において、体育会本部?文化団体連盟本部などと並び、議決権を有する上部7団体の一つとされ、塾生自治活動への影響力が強い団体である。現在は約20の地域の学生会を束ねているが、団体数は増減を繰り返し、2000年頃には40を超える学生会が参加していた時代もある。また、近年は中国出身者の学生会が傘下に入るなど国際交流の場としても機能していた時期もあり、いつの時代も様々なバックグラウンドを持った塾生たちを受け入れ、交流を促進する場となっている。
活动目标は、设立以来「塾生相互の亲睦」「地域文化の向上?交流」「塾风の宣扬」の3つを掲げている。塾内における同郷の塾生とのつながりを深め、他地域の学生会との交流も促すことにより、塾内での人间関係の幅を広げる。また、出身地域の方々や叁田会との交流を深め、相互理解を深めることによって、塾员を含めた塾外との人间関係の形成も目的としている。そして、庆应义塾の自由かつ文化的な学生生活に主体的に贡献するといったことが活动の主旨となっている。
上记の活动目标を体现するべく、70年余りの时代の変迁とともに様々な活动に取り组んできた歴史がある。かつては机関誌『オール庆応』を年2回刊行するなどの活动报告を行っていた时代もあった。过去から连绵と続く活动としては、各県人会が叁田祭へ出店し、郷土の料理をふるまい(ここ数年は実施されていないが)、こだわりの地酒贩売などにより、塾内外への出身地域のPR活动が盛んに行われてきていた。
近年の取り组みとしては、大学が主催する「早庆合同説明会」や「进学相谈会」といった学外の会场で行われる説明会への相谈役としての参加や、学内で开催される入学広报イベント等での地方出身者向けの相谈会?讲演などへの参加といった大学と连携した活动も行われるようになってきた。また、塾生たちが独自に地方交流プログラムを企画し、地方の高校へ出向き、高校生たちと交流を深めるなど、未来の塾生である受験生に対しても対面で塾风を宣扬している。一方で、SNSでの発信を积极的に取り入れて、インターネット上でのつながりも强固にし、盛り上げていこうとする热意が强く感じられる。
全庆连とは、多くの塾生が卒業してから感じる慶應ならではの〝つながり?を塾生時代から認識できる、憩いの場のような、あたたかな学生団体だといえるのではないか。
(理工学部学生课 久保田一贵)
※所属?职名等は本誌発刊当时のものです。