DMCとは、「デジタルメディア?コンテンツ统合研究センター」の略称である。文理にとらわれない様々な学问分野の融合による新しい知の创造と流通の国际的先导を実现し、新たな产业、教育、文化、芸术分野等の创出に贡献することを目的としている。前身は2004年に発足した「デジタルメディア?コンテンツ统合研究机构」である。10年に现在の研究センターに组织変更となり、翌11年には叁田キャンパス西别馆から、日吉キャンパス西别馆に移転した。偶然ではあるが、どちらのキャンパスでも西别馆であることは、何やらご縁を感じる。DMCは义塾の附属研究所の1つとして、小规模ではあるが、様々なことに取り组んでいる。2018年现在の主な研究教育活动内容を以下に3つ绍介する。
FutureLearn は、英国ロンドンに本部を置く無料のオンライン講義配信事業体で、現在、世界の大学?公的機関?企業160機関ほどが参加している。日本からは慶應義塾大学だけであり、2015年に長谷山彰塾長(参加当時は常任理事)の熱い想いにより実現したものである。以後、大川恵子副所長のもと、DMCが業務担当することになり、2016年度から毎年2種類の新規講義内容を、講義を担当する教員、大学院メディアデザイン研究科の大学院生、慶應義塾大学出版会他と連携?委託して制作?配信している。今年8月には、慶應からの全6種類の講義配信への学習登録者数が合計5万人を超え、その後も増加し続けている。
MoSaIC(Museum of Shared and Interactive Cataloguing :モザイク)は、世界中のデジタル文化資源に、独自の文脈(コンテクスト)を与えて、仮想的な展示スペースを作ることを可能にしている。2021年度に開設予定の「慶應ミュージアム?コモンズ」(仮称)におけるアナログとデジタルの融合による新たな展示モデルに、MoSaIC が貢献できるように準備中である。
また、米国DCI(Digital Cinema Initiatives)が提唱するデジタルシネマ機器の仕様書に基づき、デジタルシネマ機器メーカーから依頼される機器に対して、有料でコンプライアンス認証試験を実施している。これは、世界で3カ所しか認定されておらず、DMCはその1つとして(残りは米国)、重要な役割を果たしている。
なお、毎年の研究成果?知见は、2011年度から年1回开催しているDMCシンポジウム、及び2013年度に电子ジャーナルとして创刊した『DMC纪要』などで公开している。その他、DMCが提供しているサービスは、日吉メディアセンターAVホールを使用した、讲义?イベント等の自动収録?配信の无料提供(メディアセンターと连携)、塾内の研究活动?成果等を対象とした高品质なビデオ撮影?编集制作(有料)などがある。
(塾监局参事 村上篤太郎)
※所属?职名等は本誌発刊当时のものです。