执笔者プロフィール

小林 昌树(こばやし まさき)
その他 : 近代出版研究所所長塾员

小林 昌树(こばやし まさき)
その他 : 近代出版研究所所長塾员
4月に早川书房の「ハヤカワ新书」から『立ち読みの歴史』という本を出しました。
日本人なら谁でも当たり前と思っている书店での「立ち読み」。けれど、どうやらこの习俗は日本独自のものらしいと、昭和时代に洋行帰りがそう言うのです。一方で本屋に入って本をめくる、という动作は海外でも昔からあります。どういうこと?
狈贬碍大河ドラマ「べらぼう」に本屋が出てきます。ところが江戸の本屋は「座売り」式で、立ち読みできません。すると、この日本で明治以降、いつか、どこかで「立ち読み」が始まったはず、と问题が立ちます。それを探ったのが拙着『立ち読みの歴史』。ぜひ书店へ足を运び、本书を立ち読みしてください。
しかし、谁もが自明视して気づかない日本人の习俗をなぜ私は意识化できたのでしょう。
1989年に塾の図书馆(当时、叁田情报センター)で夜间閲覧の学生嘱託をしました。そこで気づいたのが本の纷失问题。学士入学で入った図书馆?情报学専攻で田村俊作先生の指导のもと卒论の素材にしましたが、その时に书店の万引き问题も先行文献がほとんどないことに気づきました。
ところで私の前职、レファレンス司书の技法に「同时に出るもの探索法」というワザがあります。ある事物を调べてなかなか文献が出ない场合、同时に発生する违う事物を検索する、という技法です。当初、书店万引き文献がなかなか见つからず、同时発生する别件は何か、ということで「立ち読み」に目をつけたのでした。
私はかつて西洋史を専攻していた時代から古本好きで、その頃、紀田順一郎さんの『古書街を歩く』を読んで書物研究に目覚めました。それから40年、4月に私が発行する『近代出版研究』で「書物百般?紀田順一郎の世界」という特集を組みました。荒俣宏さんが長大な文章を寄せてくれていますが、お二人とも塾员。そこで自分も塾の愛書趣味の末席に連なっていたのかもしれないな、と思います。故?武者小路信和先生に図書館5階で授業中、変わり絵本を見せてもらったのも懐かしい思い出です。
小林 昌树
ハヤカワ新书
200页、1,320円〈税込〉
※所属?职名等は本誌発刊当时のものです。