执笔者プロフィール

山本 薫子(やまもと かほるこ)
その他 : 東京都立大学都市環境学部准教授塾员

山本 薫子(やまもと かほるこ)
その他 : 東京都立大学都市環境学部准教授塾员
日々の生活の中で「街がきれいになった」と感じたことはあるだろうか。近年、都市のいろいろな场所で再开発、駅前整备が进められている。一般的に、こうした再开発は、利便性が向上した、街の雰囲気が明るくなった、と评価されることも多い。一方で、长くその地域で経営を続けてきた个人商店が店をたたみ、跡地がチェーン店やより価格帯の高い店に変わったという経験を持つ人もいるだろう。
都市はハード(建物等)の面でも、ソフト(社会)の面でも、常に変化し続けている。そうした中でしばし立ち止まり、再开発による変化が社会にどのような影响を及ぼしてきたのかを考える际、「ジェントリフィケーション」という言叶は一つの手がかりを与えてくれる。
ジェントリフィケーションとは、一般に、インナーエリアと呼ばれる都市中心部の労働者住宅地域、低所得地域が再开発され、そこに高级住宅や中流层以上を対象とする商业施设が新たに开业することで、住民の入れ替わりが起き、より高所得の住民が増加する现象を指す。本书はこの言叶をつくった英国の社会学者ルース?グラスの足跡を振り返ると同时に、カナダ?バンクーバーと横浜の低所得地域を取り上げ、现代の都市でジェントリフィケーションがどのような问题として生じているかを検讨した。
日本ではこれまでジェントリフィケーションという言叶は一般にはさほど知られてはこなかった。しかし、都市での住宅不足、住宅価格?家赁高腾が社会问题となっている欧米社会では、ジェントリフィケーションは社会的により脆弱な层の立ち退き、追い出しにつながると理解されている。
翻って日本の都市ではどのようにジェントリフィケーションを考えればいいだろうか。现时点では、都市の同じ光景を见てもそれをジェントリフィケーションとみなす人もいればそうではない人もいる。目の前で生じている现象を呼び表す言叶を得ることで、人はそれを「理解する」ことができる。都市?地域の変化について考える际、ジェントリフィケーションは今后よりいっそう重要な言叶となっていくに违いない。
『』
山本 薫子
庆应义塾大学出版会
288页、2,970円〈税込〉
※所属?职名等は本誌発刊当时のものです。