执笔者プロフィール

诧摩 佳代(たくま かよ)
法学部 教授
诧摩 佳代(たくま かよ)
法学部 教授
笔者は地球规模での感染症管理について、国际政治の视点から研究を続けてきました。そのような中で、前着『人类と病─国际政治から见る感染症と健康格差』(中公新书、2020年)の刊行は思いがけず、世纪のパンデミックと重なりました。その后、パンデミックの胁威に慄きつつも、日々、研究対象について直に触れながら过ごす日々を送り、また2023年3月からは1年间、フランスで共同研究者たちと共に研究する机会に恵まれました。パンデミックを克服し、新たなステージに移行しつつある今、この数年间の研究をまとめて公表する必要性を认识し、2024年10月に本书を刊行しました。
现在、国际社会では复数の戦争を抱え、政治的な分断は深まる一方ですが、そのようなことはお构いなしに、突然始まり、国境を超えて広がるのが感染症というものです。気候変动や都市化など非医学的な理由で様々な新兴?再兴感染症が流行し、その胁威に直面する现在において、感染症は言叶通り、グローバルな性格を强めています。そのため、各国の感染症対応は戦略的?政治的なものにならざるを得ません。
国境を超える感染症には地球规模での协力が必要ですが、以上のような政治的分断の深まり、感染症対応の政治化を背景として、地球规模での协力枠组みは混乱を极めています。それでも感染症対応を自给自足できる国は存在しない中、何らかの形で我々は协力の方法を探らねばなりません。本书では、そのジレンマを地域や有志国间など、より小さな単位での协力、また组织的なイノベーションに焦点を当てて検讨しました。また日本の役割についても论じました。総じて本书では、政治的分断が深刻化する国际社会で、今后、いかに地球规模の课题としての感染症管理に取り组んでいけば良いのかという课题を、多角的な视点で论じています。
2025年1月には米国でトランプ第2次政権が発足し、地球规模での国际协力は、ますます困难に直面すると予想されます。そのような中で、「次」にいかに备えるべきか、现実的に考える手がかりを提供できれば幸いです。
诧摩 佳代
明石书店
244页、2,970円〈税込〉
※所属?职名等は本誌発刊当时のものです。