执笔者プロフィール

乌谷 昌幸(共訳)(からすだに まさゆき)
法学部 教授
乌谷 昌幸(共訳)(からすだに まさゆき)
法学部 教授
昇 亜美子(共訳)(のぼり あみこ)
研究所?センター 国際センター非常勤講師塾员

昇 亜美子(共訳)(のぼり あみこ)
研究所?センター 国際センター非常勤講師塾员
本书の翻訳を思い立った大きなきっかけは、2021年1月6日の米连邦议会议事堂袭撃事件であった。
武装したトランプ支持者が、2020年の大统领选に不正があったと信じ込んで米国の政治の中枢を袭撃するという信じ难い事件であった。訳者の1人(乌谷昌幸)は、政治とメディアの関わりを研究している。そのこともあって、荒唐无稽な「不正选挙」阴谋论がどのようにして生まれ、どのように広まったのかを明らかにしなければいけないという强い问题意识を持った。
事件后、ある偶然からQアノンの主张を支持する日本人の青年と话す机会を得た。都内在住30代で清洁感のある「普通」の青年であった。この青年と出会ったことで、それまで漠然と抱いていた「トランプ支持者像」や「阴谋论者像」が见事に崩れる経験をした。彼との出会いを経て、阴谋论研究に一层强い関心を持つようになった。
议事堂袭撃事件に衝撃を受けながらも、阴谋论の问题にまるで予备知识のなかった訳者がまず頼ったのが、ソーシャルメディア上の情报であった。通常の社会科学上の课题と比较して、阴谋论に関する状况は遥かに流动的であり、しかも米国に端を発するQアノンの动きが日本に波及して、一定の影响力を持つようになっていく主戦场も、ソーシャルメディアであった。こうした情报収集の过程において、ツイッター(现X)上で阴谋论やカルト団体の动向を监视しているウォッチャーやジャーナリストの方々が発信する情报は大変有益なものだった。本书の存在もツイッター上の阴谋论界隈で大きな话题になっていたことで知った。
途中から义塾法学研究科出身の国际政治学者である昇亜美子が共同訳者として加わった。第2次大戦后に米国が牵引してきたリベラルな国际秩序を动揺させている1つの大きな要因は、米国をはじめとする先进国におけるナショナリズムとポピュリズムの高扬である。その意味で国际政治学の観点からも、米国民主主义の弱体化の背景にある阴谋论は无视できないテーマといえる。メディア研究に関心がある人だけでなく、国际政治学に関心がある人にも是非読んで欲しい1册である。
乌谷 昌幸(共訳)、昇 亜美子(共訳)
庆应义塾大学出版会
378页、2,970円(税込)
※所属?职名等は本誌発刊当时のものです。