执笔者プロフィール

樋口 美雄(共编)(ひぐち よしお)
その他 : 名誉教授
樋口 美雄(共编)(ひぐち よしお)
その他 : 名誉教授
女性の暮らし方、働き方は平成から令和にかけどう変わったのか。本书は、无作為に抽出された1,500人の女性とその后追加された若い世代の女性を约30年间にわたって定点観察した「消费生活に関するパネル调査」に基づき分析をしている。结婚や出产、就业やキャリア形成、家事育児ケアや夫妇间のパワーバランス、资产形成や消费构造、赁金、所得格差の何が変わり、何が変わってないのか。そして変化した背景にどのような経済?社会要因、意识の変化、政策効果があり、どのような课题があるのかを明らかにする。
かつて日本では他の先进国と违って、大卒女性の就业率は必ずしも高くはなかった。だが、その后女性の就业率は全般的に上昇し、特に平成になると高学歴女性で働く人の数が増え、高卒女性の就业率を上回るようになった。
中身を见ると、高卒では结婚や出产を机に仕事を一度やめ、その后、夫の所得の停滞もあり、再び働きだす人が増えた。だが、その多くはパートや非正规労働者だった。これに比べ、大卒では育児休业制度が普及しこれを利用して、正社员として仕事を続ける人が急増した。さらに欧米ほどではないが、キャリアを活かす人も増えた。こうした动きは产业?职业构造の高度化ともマッチしていたが、一方で个人の所得格差以上に、世帯単位の格差を拡大させた。
他方、结婚や出产についても、最初のころは所得の低い层で早く结婚する人が多かったが、近年逆にこの层で晩婚化?非婚化?少子化が一层进んでいる。
変化していないのは夫の家事育児时间である。若い世代では家事育児を行う男性も増えたが、依然としてこれに费やす时间は短く、その多くが女性に任されており、性别役割分业意识は未だに强く残っている。
本书は世代や教育、学歴、雇用形态に焦点を当て、日本女性のライフコースの多様化を定量的に分析している。こうしたことができたのも、约30年にわたって実施し続けたパネルデータに负うところが大きい。この种の分析に长期のパネルデータの活用が有効であることを読者に感じてもらえるならば、本书の1つの目的は达成されたと言えよう。
樋口 美雄(共编)
庆应义塾大学出版会
280页、2,420円〈税込〉
※所属?职名等は本誌発刊当时のものです。