执笔者プロフィール

驹井 稔(こまい みのる)
その他 : 編集者、ひとり出版社「合同会社駒井組」代表塾员

驹井 稔(こまい みのる)
その他 : 編集者、ひとり出版社「合同会社駒井組」代表塾员
「読书论」と闻くと、なんか难しそうだな、と思うのではないでしょうか。固い内容を想像して手に取るのを踌躇する方も多いと思います。そんな読书论の世界に、编集者として読者と同じ立ち位置で书かれたものがあってもいいではないか、というのが本书を执笔した理由です。
様々な角度から本にまつわるエピソードを取り上げていますが、第1章では、世界の编集者の読书论を取り上げています。これはあまり类例がないものだと思います。私自身が翻訳出版という仕事に携わることができたおかげで、実际に外国の编集者たちとコンタクトする机会に恵まれ、触発されることが多かったから书き得た1章です。特にロシアのスイチンという杰出した出版人の话は是非とも绍介したいものでした。トルストイやチェーホフとも非常に近い関係にあったスイチンの活动は编集者として教えられることの多い内容です。
第2章の「世界の魅力的な読书论」では、革命家?毛沢东の猛烈な読书家ぶりに惊かれるでしょう。そしてサマセット?モームの実に率直な読书论は一読の価値があると思います。楽しく読めることを第一に考えるのは、世界文学を前にして萎缩してしまうケースが多い私たちにとっては、非常に有益な助言です。さらには『カラマーゾフの兄弟』や『戦争と平和』などの飞ばし読みを勧めているところなど肩の力が抜けているモームならではの読书论で极めて贵重な见解だと思います。リラックスして世界文学を読もうという提案は、今こそ必要なのではないでしょうか。
世界の书店や図书馆の章も私自身の体験に基づく部分もありますので、兴味深く読めるのではないかと思います。そして长编作家を読むために「短编」から入っていくことの重要性を説いた章と「自伝文学」の面白さを堪能しようという章、最后の章で绍介する大人になったら「児童文学」を読み直してみようという私の提案を実践してみていただきたいです。児童文学は大人になって完訳版で読むとまるで印象が変わってしまうものがあります。是非、本书を手に取って、绍介している様々な本をお読みいただきたいと思います。
驹井 稔
光文社新书
344页、1,034円〈税込〉
※所属?职名等は本誌発刊当时のものです。