执笔者プロフィール

奥田 祥子(おくだ しょうこ)
その他 : 近畿大学社会連携推進センター教授塾员

奥田 祥子(おくだ しょうこ)
その他 : 近畿大学社会連携推進センター教授塾员
约30年前、新闻记者になりたての顷、冷静沉着で毅然と政治家ら権力に立ち向かう先辈の男性记者に憧れた。30歳代で男性読者の多い週刊誌に配属となり、社会で优位に立ち、强いと思い込んでいた男性が、実は职场や家庭で様々な悩みを抱え、谁にも打ち明けられずに苦しんでいる姿を目の当たりにし、激しく心揺さぶられた。男性の生きづらさの本质を探索する道程の始まりだった。
あれから20年余り。この间、庆应义塾で研究を再开し、调査?分析法を磨いた経験が今に生きている。博士学位を授かり、数年前に大学教员となった。これまで1人ひとりに最长で22年に及ぶ継続インタビューを行い、継続调査の対象者は男性だけでも500人を超える。
本书では恋爱?结婚から、わが子の育児、出世竞争、老亲や妻の介护、定年后の生き方まで、人生の节目で男性が直面する问题を取り上げ、社会的要因を分析している。
就职氷河期世代のある男性は、低収入で女性に选ばれない悔しさを粮に职业能力を磨き、43歳で正规职に就いたのも束の间、长年の非正规経験のハンデから昇进できないのではないかと不安を募らせる。出世竞争に败れたある男性は、育児に携わって妻に评価してもらうことで自己の存在価値を见出そうとしたが、不本意な「仮面イクメン」状态の过度なストレスから児童虐待に及ぶ。
彼らの生きづらさの根底にあるのが、「出世して社会的评価を得なければならない」「妻子の経済的?精神的支柱であるべき」などの固定的な「男らしさ」のジェンダー规范だ。
経済?社会构造の変化などにより、旧来の「男らしさ」规范を具现化できず、〝落伍者?の烙印を押されて苦悩する男性が増えている。彼らは、抑圧されている侧の人间なのだ。
男性にもジェンダー平等が必要である。女性は长年抑圧されてきたが、男性も长时间労働や私生活の犠牲を强いられ、ジェンダー规范からの逸脱への厳しい世间の目にさらされてきた。男性のためのジェンダー平等政策を、本书で提案している。
男性の生きづらさが軽减されれば、女性も生きやすくなる。真のジェンダー平等実现に向け、多角的に考える一助に本书がなれば幸いである。
奥田祥子
笔贬笔研究所
248页、1,100円(税込)
※所属?职名等は本誌発刊当时のものです。