执笔者プロフィール

山本 谦治(やまもと けんじ)
その他 : (株)グッドテーブルズ代表取締役社長塾员

山本 谦治(やまもと けんじ)
その他 : (株)グッドテーブルズ代表取締役社長塾员
厂顿骋蝉が世界の新たなルールとなり、全产业が持続可能性という前提を踏まえた上でビジネスをしなければならなくなった。その厂顿骋蝉で示されているゴールをみると、环境や人、动物などに対して伦理的な配虑をするということが轴になっていることに気づくと思う。この伦理的な配虑をエシカルという。欧米では1980年代よりエシカル消费运动が兴り、大きなうねりになって现在に至る。私からみれば厂顿骋蝉もその文脉の派生物とみえる。本书はそのエシカル消费について、「食」に特化した形で解説したものだ。
なぜこのようなテーマで书いたか。私は厂贵颁の2期生で、キャンパス内に畑を拓き、野菜を栽培するサークル「八百藤」を创った者だ。卒业后も农产物や畜产物の流通の世界に身を置きつつ、食のジャーナリストとして活动してきた。在学时からずっとテーマとしているのが生产者の手取りを上げることだが、日本では消费者ばかりか流通までも低価格を要求するため、なかなか难しい。そんな中、13年前に欧米のエシカル消费の波と出会い、この活动が拡がれば生产者の手取りを上げられるのではないかと确信。仕事を続けながら北海道大学大学院农学院の博士课程へ进み、エシカル消费先进地であるイギリスでの现地调査を行った。そこで直面したのが、欧米のエシカル概念と日本のそれとが歴史的?文化的に违っており、ギャップがあるということだ。端的に言うと、欧米のエシカル観からみると、日本の食品の多くが「伦理的でない」というのが现状だ。そうしたギャップを超えて、日本の食を世界からエシカルと认识してもらうためには、欧米の考え方を把握しつつ、日本としてのエシカルを确立せねばならない。それには何が必要か、本书はそのヒントを书いたものとなっている。
塾员にも食の世界に関わる人が多いだろう。日本の価値ある食品や飲食サービスを世界に発信するためには「日本なりのよさ」のみならず「世界の潮流を踏まえた上での日本のよさ」を訴求していく必要がある。日本の食文化を世界に胸を張って提示するためには、全体的なバージョンアップが必要だ。本書がその一助となれば幸いである。
山本谦治
角川新书
256页、990円〈税込〉
※所属?职名等は本誌発刊当时のものです。