执笔者プロフィール

唐鎌 大辅(からかま だいすけ)
その他 : みずほ銀行チーフマーケット?エコノミスト塾员

唐鎌 大辅(からかま だいすけ)
その他 : みずほ銀行チーフマーケット?エコノミスト塾员
贰鲍本部(欧州委员会)勤务経験を活かしたいとの思いから、これまで贰鲍に関してユーロ圏経済、欧州中央银行と2册の単着を出させて顶いた。「3册目のテーマは贰鲍の盟主ドイツ」ということは相当以前から心に决めており、少しずつ书き溜めてきた。笔を进めていた2018年10月、メルケル首相が2021年をもって政界から引退すると宣言した。これは贰鲍にとって歴史の节目になると感じ、原稿の构成を修正し始めた経纬がある。メルケル首相の在任期间は2005年から16年に及ぶ。1999年に产声を上げた単一通货ユーロに至っては、ほぼメルケル首相の歴史と重なる。今后も贰鲍やユーロ圏の歴史は続くが、メルケル以前と以后で整理されても不思议ではないほど、メルケル首相の足跡は大きなものであった。
せっかくドイツについて议论を深めるのであれば、メルケル首相という大人物の引退を轴に议论を组み立てた方が多くの人に兴味を持って顶けると考え、本书のような题名とし、中身もメルケル时代を议论の中心に据えた。笔者の専门とする経済?金融に関する议论が当然多いものの、政治や外交といった侧面も极力丁寧に取り扱ったつもりである。また、时间轴としては现在?过去?未来の3つの切り口から论点を整理し、読みやすくする工夫も心掛けた。
なお、本书ではドイツと日本の比较も试みた。日本人の多くは「ドイツと日本は似ている」と考える向きが多い。しかし、2000年代以降の政治?経済を振り返ると、日本ドイツの后尘を拝してきた感が强い。もちろん、「永远の割安通货」であるユーロを笔头に贰鲍特有の构造的な强みがドイツを利しているのは间违いなく、その点で日本からすればアンフェアと感じる部分もある。だが、シュレーダー改革のように「痛みは伴うが必要」と考えられる政治课题を着実にクリアしてきた结果がメルケル时代の16年を通じて、殆ど景気减速が见られなかった背景でもあろう。かつてシュレーダー改革が抱えた问题意识の多くは今の日本にも当てはまるものだ。アンフェアを嘆くだけではなく、ドイツから学ぶべきものを贪欲に吸収する姿势が日本には求められるように思う。
唐鎌大辅
日経叠笔日本経済新闻出版本部
292页、2,640円〈税込〉
※所属?职名等は本誌発刊当时のものです。