执笔者プロフィール

岛田 真琴(しまだ まこと)
法务研究科(法科大学院) 教授その他 : 弁護士
岛田 真琴(しまだ まこと)
法务研究科(法科大学院) 教授その他 : 弁護士
イタリアのミケーラ?コッキから「マコト、力を贷してくれない?」と声を掛けられたのは20年ほど前である。彼女はボローニャに事务所を构え、ファッション誌?美术誌出版社の顾问をする弁护士だが、この时の頼みは、パリに本部を置く国际弁护士连盟(鲍滨础)の分科会としてアート法委员会を新设するので手伝ってほしい、とのことだった。当时の私はアート法(美术品?文化财に関连する法律の総称)の意味すら知らなかったが、ファッション誌から抜け出たようなミケーラと一绪なら楽しいかも、という程度の动机で安请け合いし、数年间、アート法委员会副委员长を务め、セミナーや国际会议の企画运営を中心に彼女をサポートした。鲍滨础アート法委员会は、アート法を扱う各国の法律家が业务上経験した问题を持ち寄り、その解决方法等を研究する会议体で、当时は世界のアート法専门弁护士が集结して情报交换する唯一の机会だった。
私もこの活动を通じて様々な法律问题を知るとともに、文化财保护法の権威であるロンドン大学ノーマン?パルマー教授(故人)、ナチス略夺美术品の取戻しが専门のニューヨーク州弁护士ハワード?スピグラー等多くの知己を得て、アート関连事件を扱う机会が増えていった。
こうした経験を生かし、2010年より庆应法科大学院に「アートと法」の讲座を设けて、学生に美术品取引に関する法务を指导している。当初、司法试験の受験科目でもないアート法を法科大学院で教えることに踌躇はあったが、思いのほか多数の优秀な学生が受讲し、卒业后も「一番面白い科目だった」、「刺激的だった」等と感想を寄せてくれる。
本书は、コロナ祸による自宅待机中、授业の教科书とするために执笔を始めたものだが、出版社の助言を受け、法律を知らなくても理解できるようにできるだけ平易な表现にし、いろいろな工夫を施した。美术品の取引が急増する中、アート法の重要性も増しているが、アートに関连する业务に必要な法律を解説する参考书はほとんど见当たらない。アーティスト、ギャラリスト、キュレーター、美术爱好家その他アートに関心を持つ多くの方々に本书を利用して顶きたいと愿っている。
岛田 真琴
庆应义塾大学出版会
352页、3,740円〈税込〉
※所属?职名等は本誌発刊当时のものです。